チームが同じ方向を向くために、MVVSSの考え方を取り入れてみた!
こんにちは、NTTデータCCS UXチームです。
今回は、UXチームの根幹である活動方針やあるべき姿について、MVVSS(ミッション、ビジョン、バリュー、スピリット、スローガン)を取り入れた際のお話をご紹介いたします。
MVVSSを取り入れたきっかけ
UXチーム発足当初、MVV(ミッション、ビジョン、バリュー)を以下のように設定していました。
数名から始まったUXチームは、今では20人強にまで拡大し、様々な取組みを行う中で、実力もついてきました。
これから更に成長をしようと考えたときに、「MVVはこのままでいいのか?」、「チームメンバーの行いや想いが、ひとつになるような、しっくりくる目印がほしい」という意見があり、MVVSSを考えることにしました。
UXチームの存在価値を考えてみた
そもそもMVVSSとは?
MVVSSとは(1)ミッション(2)ビジョン(3)バリュー(4)スピリット(5)スローガンの5つからなるものとお伝えしてきました。
簡単にですが、それぞれの定義は以下のようになっています。
つまり、MVVSSを考えることは「ブランド」、「旗印」を定義することになるので、UXチームの現状にぴったりでした。
どういう過程で検討したか?
「目印」を考える上では、UXチームの活動を振り返る必要がありました。
弊社は、ソフトウェア開発を強みとするシステム会社なのですが、UXチームを結成する前から、お客様の新規サービス立ち上げ支援に関わっている部隊がいました。
その部隊で活躍するメンバーから、「自社として、デザインも込みでお客様の望むものを作り上げたい」、「UX上流フェーズから、しっかりお客様をサポートしたい」といった声があがり、数年前にUXチームが発足しました。
初めは人数が少なく、出来ることも微々たるものでしたが、徐々にチームが拡大していく中で、実力がついていき、また外部に宣伝ができるUXチームの商材も増えてきました。
過去のnote記事でも紹介しておりますが、UXチーム独自のソリューションサイト公開、UXチームの商材を用いた自社ウェビナーの開催やオンライン展示会への出展など、立ち上げ当初の想いが具現化されつつあります。
また、様々な取組みや実績を作る中で、UXチームのアピールポイントもできました。
(1)一般のシステム会社では行わない、ビジネス検討支援/デザインの領域から参画し、その後のシステム開発まで一気通貫で対応することで、お客様が実現したい世界観をぶらすことなく、伴走支援ができること。
(2)それに応じた、デリバリーモデルや開発プロセスを用意していること。
デザイナーやエンジニアなど思想や作業が全く異なるメンバーが在籍するUXチーム内で、チームのアピールポイントや想いが共通認識として捉えられるようになってほしい。
また、一つのプロダクトを手を取り合って作る意識を持ってほしい。
このような視点で検討してきました。
MVVSSではなく、スローガンだけにした!
UXチームメンバーとの少なくないディスカッションを経て、一つのことに気が付きました。
「「あれ・・スローガンだけで良くない…?」」
そうなのです。
元々MVVSSを取り入れるきっかけとなったのは、冒頭にも記載した通り
なのです。
つまり、わかりやすい一言がツールとしてほしかったとわかり
散々検討したMVVSSの中から、「スローガン」のみを採用することに決めました。
スローガンはこれ!
このスローガンに込めた想いは下記のとおりです。
・UXチームのロゴ作成と同時進行していたので、「船」、「旅立ち」、「航海」をイメージできるものにしたい。
・みんなが共有できる「そう!そういう世界を作ってみたい!」みたいな
気持ちになる世界を掲げたい。
・どんな時も、「この作業だって、未来を作るためにやっているんだ!」
と思えるもの。
メンバーそれぞれの役割・活動が、UXチームの行き先を示す「目印」に繋がっていることがわかるよう、メンバー全員の写真と共に、スローガンを弊社ソリューションサイトにも記載しております。
是非、ご覧になってください!
最後に、UXチームの中で、最もロマンチストなメンバーが考えたスローガンに込めた想いをご紹介します(笑)
まとめ
本記事はいかがだったでしょうか?
MVVSSを取り入れてみたところ、結果的にスローガンたけになってしまいましたが、これも発散と収束のダブルダイヤモンドでお客様の組織の意思決定をサポートできるようになった証かなと思いました。
「人数が増えてきたので、統一した目標を設定したい」と考えているマネージャーの方、チームの「ブランド」、「らしさ」をわかりやすい一言で表したいと考えている方、MVVSSを用いて、そのチームならではの「目印」を見つけてみませんか?
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