![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/157130554/rectangle_large_type_2_d77d14f5bb41b5096d4d74d855f2eeff.jpg?width=1200)
太陽とパン、そして余裕
「太陽とパンよりも、月とコーヒー」
短編集のあとがきにあった言葉
生きるために必要なものよりも、「なくても生きていけるもの」の方を大切にしたいという考えを一言にギュッとまとめている。
わたしの両親は、ここでいう「月とコーヒー」的なものをとても大切にしてくれるひとだ。
あれやりたい、これがすき、ここにいると楽しい、そして、「これがあるから頑張れる」
「太陽とパン」的なものをより豊かに味わい
よりありがたく受け取る
そして、より真剣に向き合う、努力する
そのために、「月とコーヒー」があるのだ、と
人生かけて教えてもらった
これはとてもありがたいことだ
いろんな家族があり、いろんな家族関係があることを仕事を通じて感じるからわかる
わたしは音楽が大好きで、NEWSに出会って様々な表現に関心をもち、アートワークへの関心も深めた。大学のレポートにNEWSのことを書いたこともある(笑)NEWSのつくるスチームパンクの世界は唯一無二だ!
イケメン好きで、ミーハーであることも手伝ってNCTの音楽や、つくる映像も大好きになった
おかげさまで、西洋美術や、映画にも関心を深めてわたしの20代は彩られている(いろいろ物知りになったかも)
でも、やはり思うのは
「余裕」の大切さだ
太陽とパン、的なものに必死になって心も時間も余裕がないと月とコーヒー的なものも付き纏っているだけでキラッとしないし、香りがしない
つまらない
これは逆もあって、
月とコーヒーにたくさんの時間を割いて
太陽とパンが圧迫されるようでは、ある時人生に対して申し訳なさが押し寄せる
その波にパンも湿るし、腐る
我々は押し寄せる情報の波に、大量の画像や動画にいかにして勝てるだろうか
間違いなく2020年代に生きる私たちの課題
自分と、自分の大切なひと達が余裕を失いませんように。
好きなものを好きでいて、楽しめて
自らの生を楽しみ育むことができますように
これを打っているわたしもね!