ゆるふかニュース会というイベント
今回はNTラボでたま~にやっているイベントの一つを紹介したい。
「ゆるふかニュース会」というやつだ。
集まりの趣旨や概要と参加者の声を紹介するので、ぜひどんな会をやっているのか知ってほしい。最後に有料ページを作っておくので、このような活動を応援してくれる方にはぜひご購入いただきたい。有料ページは特に有益な情報が載っているわけではないが、本記事の執筆者が何かしら詰め込んでおく。
先に断っておきたい。どう見てもれいわ新選組ฅの応援団に見える写真だが、そういうわけではない。普通の人たちの集まりだ。与野党のいろんな党を支持する人たち、支持する政党のない人たち、ただ何のしがらみもなく政治や社会について人と話してみたい人たちの集まりだ。
直近の第3回ゆるふかニュース会の様子をお見せしよう。
あれ、政治色つよい笑
この会をやったのは6月1日でまだれいわ新選組ฅの党に誰が入るかもほとんど決まってない時だ。なぜれいわ新選組ฅかというと、MMTを今回の題材にしてみたかったからある。れいわ新選組ฅの政策はMMTに寄るところが大きいので、今回はMMTについてみんなで勉強し、れいわ新選組ฅの政策集を見て意見を出し合うというワークショップをやった。
ゆるふかニュース会の目的は「相手を理解すること」としている。それは相手に同意するということとは限らない。相手の考えを知る、そしてそういう相手の存在を認めることだ。ゆるふかニュース会のルールの一つは、相手を変えようとしない、なのである。
以下、参加者のゆるふかニュース会への考察や感想をご紹介する。
”今回政治の勉強会に参加させて頂いて、MMTという考え方が一番印象に残っています。
日本の借金は莫大なのに、なぜ?国はギリシャのように破綻しないのか不思議に思っていましたが、MMTという考え方であれば、破綻しない理由も納得できました。
この考え方が正しいかは分からないですが、納得はできると思います。
新しい新党として れいわ新選組 が誕生しました。消費税無し、奨学金チャラなど革新的な公約だと思います。
このように日本国民に寄り添う政党がもっと増えていけばいいなと思います。
今回はこのような勉強会を開いてくださり、ありがとうございます。”
(20代、女性、会社経営)
”今回はMMTを議題にみんなで話し合い、参加者それぞれの立場や考え方によって政策に対する見方や理解が様々に異なっているということを実感した。
MMTを基本として「よい政治」ができるとして、その中には数々の政策が並ぶ。
果たしてどの政治家が議員となることで、そのような政治は達成されるのだろうか。
今、政策ごとに人の考えは、あれは良し、これは悪しと大きく差があり、MMTに対して一貫性があるわけではない。
政策に対する考えが大きく違う国民が政治家を選んで「よい政治」は達成されるのだろうか。
れいわ新撰組の政策集も題材となった。かなり盛り込まれた内容で、実現されれば社会はよい方向に向かうと思うが、これだけの内容を実行できる政治家がちゃんと集まるのか、選挙で注目したい。
ニュース会では理解がしっかりと定まっていて、はっきり意見を言える人たちがいて、印象的だった。
それぞれの思想や想いのこもった意見がいろいろ出てくるので、ウンウンと無責任に相づちを打っていてはいけない。
慎重に考えながら聞かせて頂いた。
自分はこれからアーティストとして社会の立場を担っていく、作家としての自分が確立した時に、どういう考えを持ち、世界をどのように見るのか。
このような会を通じて、また日々のさまざまな情報源に触れ、広い視野を持っていきたいと思う。
そのためにも、だれでも自分の考えを言える、議論のできる場としてのゆるふかニュース会が今後も続いてほしいと思う。”
(20代、女性、アーティスト)
”政治についてこんな気軽に話ができる場を作ってくれたことに感謝です。
今回で2回目の参加でしたが、特に今回のテーマは大好物だったのでとても楽しかったです。れいわ新選組や安倍政権、ひいては現在の日本の構造的な課題に話が及んで、時間を忘れるほどでした。
せっかくの貴重な場を作ってくれたので、ここで行われた議論や活動を実際の政治の場に届ける役割を自分ができないものかと考えています。そうすれば、このゆるふかニュースがさらに有意義なものとなり、多くの人たちの政治から離れてしまった心を引き戻すことができるではないかと感じました。
政策の議論はさておいて、今の政治に一番求められているのは、本気で国民のために仕事をしてくれる政治家を応援することだと思っていて、そのためには、もっと多くの人たちが政治に関心を持つことが唯一の解決策だとも思っています。特定の利権のために働く政治家が行う政治に国民が諦め、その諦めの結果で投票率が低くなりさらに利権による政治が続くという悪循環を断ち切るのに、ぜひ今後もこのゆるふかニュースを応援していきたいと思っています。”
(50代、男性、公務員)
”私たちの要求を整理し、信頼できる議員に託し、議会で付議させ、要求を実現してもらう。理由が何にせよ要求が通らなければ、その議員(政党)の支持をやめ、他の議員に託す。情報公開を求め、検証し、要求を通してくれた議員や政党を支持、投票する。という手続きを踏んでいる人が、有権者のうちどれくらいいるだろうか。
政治不信が蔓延しているなか、今のゲームのルールでは投票しても意味がないと言う人も多い。
しかし、仕事をしなければ票が集まらない、という危機感をすっかり忘れさせてしまったのは私達だ。というのが、私の持論。
今回、ニュース会で色々な人と話して感じたのは、やっぱりみんな政治不信になっていて、今迄に無い全く新しい政治システムを求めている。今回話した人たちは、有権者が参画しやすい政治システムを求めているのではないかと感じた。
どんなに新しいシステムになっても、要求と監視、情報公開によって私達が参画しなければ、私達が望む政治は行われない。いかに私達が参画しやすいシステムで運用させるか、または既存のシステムに私が参画できる装置をどう取り付けるか。という事を、もっと具体的に考えて行きたいと思った。”
(30代 女性)
以上、参加者の考察と感想をお読みいただいた。みんな立場や考え方がいろいろだけど、社会や政治にとても興味を持ってくれていることが伝わったかと思う。もしも面白いかも、と感じた方はぜひ次のゆるふかニュース会に参加してほしい。NTラボのFBページを見てもらえるとイベントを上げている。
政治を見ていてよく不満に思うことがある。それは意見の違う二人が政治の話をしていると、話が噛み合っていない、ということだ。お互いが言いたいことは言うが、相手の話を聞かないから話題が深まっていかない。そして両者が理解し合えないままイガミ合って終わっちゃうのだ。
民主主義というのはそもそも相手に正しさがある、ということが前提のシステムだと思う。自分の正しさと相手の正しさ、それを集めて一つの政治を作ろうという仕組みになっていると思う。
上でも述べたがゆるふかニュース会の目的は「相手を理解すること」。この会で話し合うことで、さまざまな主張のことを知り、理解を深めていくことが、誰もが望む幸せや平和な社会実現への足がかりになるのだと考えている。
さて、ゆるふかニュース会のご紹介はここまでである。以下にNTラボのページ等リンクを貼っておくのでよろしければ「いいね」いただけると後のゆるふかニュース会の情報もお届けできる。
また有料部分は活動の応援と思ってご購入いただけると心から嬉しく思う。中身は今から濃い話を一つ書いてみようと思うが特に期待するなと申し上げておく。
(記事作成、NTラボ 岡村)
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