今さら聞いてもいいIT用語 #15: 「ノーコード・ローコード」
ノーコード・ローコードツールとは、コードを書かずに、もしくは多少のコーディングのみでプログラミングと同様のことを実現するツールです。
ノーコード・ローコードを活用するメリットを3つ挙げます。
学習コストを低く抑えられる
ドラッグ&ドロップなどの操作で、本来であれば高度なプログラミング技術を必要とするようなことを実現できます。目的に特化した高度なことを実現できる
アプリケーションの開発、アプリケーションの連携と自動化、チャットボット開発、Webサイト制作など目的別にさまざまなサービスが存在しています。プロトタイプを簡単につくれる
プロトタイプとは「試作品」のこと。「動くモノ」を簡単につくれますので、社内でプレゼンテーションしたり、テスト運用をしたりが気軽にできます。
一方で注意するポイントも3つ挙げます。
実現できる範囲が限られてる
ノーコード・ローコードは目的に沿って機能を制限しているからこそ、開発が容易になっています。したがって、その範囲外のことは実現できません。学習環境が整っていないことがある
ツールは無数にあり、海外製のものも多いため、日本語の教材、情報が不十分なことがあります。サービスの安定性に注意
競争が激しい業界なので撤退や買収によるサービス終了、値上げやプラン変更も頻繁に起こり得ます。
主な目的のひとつがアプリ開発。とくに、営業や現場作業員などフィールドワーカーにとって、スマホでデータを入力、閲覧、編集などの操作できる独自アプリを手軽につくれるのは大きな魅力です。
写真画像のアップやGPS連携なども手軽にできたりします。
主なサービスはこちら。
・Power Apps: Microsoft 365で使える
・AppSheet: Google Workspaceで使える
・Glide: 手軽でシンプル
・kintone: サイボウズ製、充実のコミュニティ
ぜひ、自社の環境に合わせて選定してみてくださいね。
耳から聴きたい方はこちら!
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