見出し画像

姿勢に関する当院の考え方

皆さんこんにちは

痛みや動きの悪さに関して説明を受けた際に「姿勢」が関与していると言われたことがありませんか??
理想的な姿勢と言われるものは横から見た際に背骨がS字に弯曲し、骨盤がやや前のめりに傾いていると言われています。

ですが。。。。。


それはすべての人に当てはめる必要はないと当院では考えております。



なぜかと言うと

・男性/女性で性別が違う。
・年齢/体重/身長/筋量、これらは人それぞれであるから。
・皆さん仕事や運動など、生活背景が違うため。

他にも考えればいくつもの条件が当てはまります。

そう考えると世間一般の理想的な姿勢になったとしても症状が改善されなければ、それはあなたにとって理想的な姿勢とは言えないのではないのでしょうか??




※世間一般ではこのイラストの姿勢は悪い姿勢という認知になるかと思います。

画像1

お年寄りの方の特徴として若い年齢層と比較した際に筋力の低下が特徴として挙げられます。
しかし、お年寄りの方は筋力が低下した結果
「バランスをとるために背中を丸め重心を低くすることで立位での安定性を確保している」という考察ができます。
逆に、筋力がしっかりしていて直立で立っている成人の姿勢をお年寄りの方に強要した場合、重心が高くなりバランスが取れず転倒リスクが上がってしまうかもしれません。


臨床的な観点から言えば
・脊柱後弯の原因が脊椎の圧迫骨折だった場合。
・膝関節の変形性関節症による膝の伸展制限がある場合。
・その他、先天的・後天的に骨格の変形がみられる場合。


など、様々な要因が挙げられるので当院の考えでは
一概に悪い姿勢とは言えないのではないかと考えています。



※仮に理想と言われている姿勢でも痛みが出ていて、悪い姿勢と言われている状態でも痛みなどの問題がなければ正解!
と、中々統一できるものではないですが。。。


我々がこのようなケースに直面した際に最も大切にしていることは


・教科書的な型にすべてのクライアントを当てはめないこと。
・生活背景考慮し、ADL(日常生活動作)向上を最大化すること。
・介入していく上で、クライアントの不利益が生じないようにすること。


身体というのは無数の選択肢があり、無数の正解があるので
教科書的な例えに縛られて逆に選択肢や考えを狭める行為は良くないなと感じる今日この頃です。


今は沢山の情報が溢れています。
皆さんには正しい考え方を持っていただけるように
今後も当院スタッフ一同、皆様のお身体の悩みに対して解決できるような有益な情報や業界あるあるなどを発信していきたいと思いますのでよろしくお願い致します。



当院の公式WEBサイトはこちら


当院のInstagramアカウント
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
こちらからも有益な情報を発信しております




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?