ep.9 頑張らない自分も好きでいたい話
新しいお仕事を始めて明日でちょうど2ヶ月が経とうとしています。最近の私は、我ながらちょっと偉いかもしれない、と思うくらいには主婦として良いムーブがルーティン化されてきているような気がします。
今までは、仕事から疲れて帰宅するとついちょっと一休み、とソファに腰を下ろしてしまうことが多かったのですが、仕事終わりの体の重さって何なんでしょうね、一旦座ると二度と立ち上がれないんじゃないかというくらいダラけてしまうため、それをやめました。
ep.2『固定のものを食べ続ける話』でルーティン化されることが好きと書いていたと思いますが、食べること以外の生活もルーティン化されつつあって、
最近は、
リビングから階段の掃除機がけ
↓
↓
旦那が帰ってくる時間を見越して炊飯予約
↓
↓
前日の夜に浴室で乾燥をかけていた洗濯物を取り込んできて、一旦放置。
↓
↓
今日の分の洗濯を回して、その間にお風呂に入ってお風呂掃除
↓
↓
着替えとスキンケア後、フェイスパックを待つ時間でさっき取り込んだ洗濯物を畳む。
↓
↓
軽く脱衣所を掃除機がけ
↓
↓
旦那の帰宅時間に合わせて料理、帰りが遅い場合は少し自由時間
みたいな流れがルーティン化されてきました。
お風呂に入るのが面倒くさくて後回しにして0時を回ってから重い腰をあげがちな私にとっては、帰宅後即お風呂に入るようになっただけでかなりの成長なんです。
家が綺麗だと嬉しいから、旦那のため、というのも勿論あるのですが、他でもない自分のためというのが一番の理由です。
結婚前、正社員同士で同棲していた頃から、私と旦那では年齢(経験年数)も働いている業界も収入も違うため、家に入れられるお金の額も私の方が全然低くて、それがとても申し訳なくてずっとモヤモヤしていました。彼が何かを言ったわけではないのに、勝手に彼が上、私が下、の構図を自分から作り上げていたというか、私の方が収入が少ないから何も言えないな、とか、私の方が収入が少ないからやらなきゃ、などと勝手に自分に家事を課していた感じでした。
でもいくら能動的に課したこととはいえ、
前向きな理由で課されたことでなければ、前向きな気持ちで頑張れない
やると言ったのに、思うように腰が上がらずやろうと思っていた家事が出来ない
↓
出来ない自分のことを許せない
↓
自分のことが嫌いになる
の流れで、出来ない自分のことは認めてあげられない、嫌いだと思ってしまう、そんな悪循環に陥りかけてしまいました。
ですが、正社員を辞めることになり、仕事も変え、パートを始めるようになり、だいぶ生活が変わったことで私自身の心境にも変化が現れました。
正社員とパートで、勤務形態も最初から違うし収入も勤務時間も正社員の頃の半分になって、お小遣い稼ぎ程度にしか稼げないんだから、もう変なプライドやモヤモヤなんて捨てて、いつも頑張ってくれてありがとうの気持ちをちゃんと持った上で、稼ぎの面では頼ってしまおう。その代わり、自分に出来ることで力を発揮させよう。そう思うようにしました。
今までは変なプライドが邪魔して、家事に対して、本当はやりたくないが出てしまい前向きに動けない自分が確かにいたけれど、
「稼ぎは任せた!その代わり家のことは任せろ!」と割り切るようになってからは、じゃあどうやったら効率良く家を綺麗に出来るか、など、前向きに動けるようになってきたような気がします。
良い主婦、良い妻になれているかは分からないけれど、少なくとも自分の中では自分自身のことを今までより好きになれることが増えました。
頑張っている自分のことが好き、だから頑張る。
でも、頑張れない日だってある、そういう日はサボって良いじゃない、少しくらい部屋が汚くても死なないし、UberEATSがあるじゃない。
ルーティンはそのとおりに動けるととても良い気持ちがするけれど、絶対じゃない。
そのとおりに動けなくても、それは自分がダメだからじゃない。昔はそう思えなかったけれど、最近は少しずつダメな時の自分のことも肯定出来るようになってきた気がします。
時にはサボりながら、自分が自分のことを好きでいられる程度に家のこともお仕事も頑張りたいです。
ちなみに今日は、サボります^^
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?