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2024年最終講 〜木曜の教室から
12/12・19の講座から、まとめました。
2024.12 お話 天野泰司 (NPO法人運営責任者)
そのなかの光を見る
寒さで、体が引き締まる。全部が同じように縮むのではなく、引き締れない処が出てくる。その場所に気を集めていく。
私たちの社会でも同じ。弱い人、大変な人には気を集める。
すぐに手が欲しい時、そうではない時。どちらも気を集める。
心配、大変だ、という思いは、目が向くきっかけになるが、
そうした気持ちを集めると、その人をその状態に固定化してしまう。
その人のなかの光、元気をみることが大切。
そして、体でそれがわかることが大切。
動物は生まれてすぐに立って歩けるが、人は2年くらい依存状態にあって
漠然と体験を受け取っている。
私たちは、その時期に支えられて生きている。
人は、人を大事にすることを学んで育っていく。
生き物として、相手を大事にしようという思いが決定的にある動物。
互いを大切にすること以上に、大事なことはない。
そのなかには、自分を大事にすることも含まれる。
人に親切に、社会のために、と意識で学びすぎて、
自分を見捨てることが起こる。
社会的な観念を減らして、人の純粋なやさしさに、自分を大事にする循環に入っていく。
この場では、自分に集中し、自分を大事にする。
教室では、自分を、お互いを大事にすることを無意識のうちに学んでいく。
そうして、世界が変わることを体験していく。
いちばん楽な動き方を探す。
今やった大きな肩回しは、やったことがない人が殆ど。号令式の体操は教えやすいが、ゆるむ動きは、教える人がゆるんでいないとできない。
楽な動きをだんだんに探して。
冬に水を飲むことについて
秋のお彼岸から、冬のお彼岸までは、水を飲むこと。
水分量が足りると、かゆみなども収まる。少しずつ含んであじわいながら。
そうすると、体の欲しいものがだんだんわかってくる。
ちびちびと、おいしい状態で飲むこと。グラスでも変わる。
日本の喫茶店ではまず水が出てくる、これはすごいこと。
そして、良い店は水がおいしい。水を美味しくサーブできるのはいい店。
この時期はあったかい汁物も良い。水分が取れて、減食にもなる。
汁気を多くするだけでもいい。おいしく感じるものを摂ること。
お風呂に入る時、水を口に含んでしばらくしてから吐き出すと、出てから水が欲しくなる。出てからおいしく飲む。
2025年最終講から
いま、言葉の使い方が乱れている。年末年始には、乱れた言葉に少し距離をおいて少なくするとよい。
こうしないといけない、ということは、ほんとうはさほど多くない。しなくていいことがなくなるだけでどれだけ楽か。
体の感覚に沿って、自分のなかからしたいことを。
いま、切り替わりの時期。
ひとりの気づきは意外に大きい。
ひとりが体で気づいたことは、広がらざるを得ない。
自分が変わっていくという意思が大切。自分をセンターにおいて。
「自己中心」「自己責任」は生きていくことの中心。
一般的な意味ではなく、自分の人生に責任を持って生きていくということ。
実習・立って動く
・・参考 肩の荷がおりる気功
実習・心がおちつくやさしい気功
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