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今後の活動に対する想いと意気込み
はじめまして。
まじプロ伴走者、大学生の小鹿凌と言います。
性格としては極度の面倒臭がりであること。
その反面、いざやるとなったら行動力があることが特徴です。
まじプロへの参加理由
まじプロへの参加を希望したのは、去年の6月ごろになります。
当時、変わらない日々の生活に退屈を感じていました。
新しいことを始めてみたいと考え、ボランティアの求人サイトであ るアクティボに登録し、ましプロの説明会になんとなく、参加してみようと思いました。
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説明会当日、私は盛大に遅刻しました。
地図が読めないせいで、結局会場に到着したのが2時間の説明会終了15分前でした。
暑い日差しの中、会場を探し、私は何度も説明会は諦めてもう帰ってしまおうと考えていました。
そんな自分を引き止めてくれたのが、当時まじプロの伴走者募集を担当していた方からの電話でした。
会場についてからも、ものすごく部屋に入り辛く、部屋の前で固まっていた自分の背中を押してくれたのもその方でした。
活動への参加を決意し、継続して参加できた理由はまじプロのメンバーの方々ともっと一緒に活動したいと思ったからです。
それだけ個性的で魅力的な皆さんでした。
もちろん2018年度に負けず劣らず、濃いメンツが集まったなぁというのが、2019年度のまじプロスタッフ一同を見ての感想です笑。
初回活動日を終えて
まず感じたのが、高校生の参加人数が多いと言うことでした。
去年の参加人数の倍近く参加していて、その人の熱気に圧倒されていました。(そして男子が少ない笑。)
人が多いと言うことは、それだけ様々なパーソナリティをもった人間がいるということです。
声が大きく、物怖じせずに発言する子。
初対面でも、すぐに他人との距離をつめていける子、自分の意見を言うことをためらってしまう子。
いろんな子を見て、驚嘆、共感、尊敬、そして自分とは、明かに違う高校生に対しての異物感、複雑な心境でした。
この感情は高校生に対してネガティブな感情をもったわけではなく、自分の普段の生活がいかに決まり切った環境の中にいるのか、という発見を自分に与えてくれました。
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大学での生活は、決まった時間に起き、決まった人と会い、決まったものを食べ、決まった時間に眠るという毎日です。
その生活に多少の変化はあるにしろ、毎日が同じ事の繰り返しであることへの、安心や諦観を感じていました。
そんなゆるんだ自分を、初日の高校生が叩き起こしてくれました。
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私は常々思うことがあります。
それは
人間は自分が予測できない事態に対応するときが最も成長することができるのではないか
ということです。
このまじプロは予測できないことの連続です。
それは私たち伴走者、社会人スタッフ、高校生参加者、みんなが思っていることだと思います。
人間は、自らの変化を嫌う生き物です。
自らの未来が不安であればあるほど安定を求めます。
しかし、変化を楽しむことができることも人間の強みの一つです。
自分自身はもちろんですが、高校生にもそれを肌で感じて欲しいと考えます。
今後の活動への意気込み
変化、失敗は怖いものです。
自分が失敗して恥をかいたり、非難されたりしたらどうしようという感情を、多くの人が常日頃感じていると思います。
しかし、それではいつまで経っても自分の引き出しを広げることができません。
そこで、成長することが楽しくなる成長マインドセットについて少し考えたいと思います。
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なぜ失敗を恐れるのか、それは結果至上主義が原因です。
何かに挑戦し、その結果失敗した。
結果のみを重視するば、失敗したと言う事実のみが残ります。
失敗した自分は何をしてもダメだと自己否定をしてしまうかもしれません。
しかし、結果に至る過程つまり、戦略、選択、努力を重視することができれば、自分の、あの時、あの場所の選択が間違っていたに過ぎません。
初めから成功できることなんて世の中に珍しいぐらいです。
どうやったら自分が良い選択、努力を続けることができるかを考え続けることができれば、結果は自ずとついてきます。
そのための現実的な方法として、自分が目標を達成するために行った工夫の数を数えるという方法があります。
工夫を数値化し目に見える形で、自分の過程を評価することができます。
また、毎日自分の工夫を評価することで自分が常に前に進んでいる気持ちになります。
これが高いモチベーションの維持につながります。
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過程を重視することは、高校生を評価する際にも有用です。
褒めるにしろ、諭すにしろ、結果ではなくその過程について、言及することができれば高校生のモチベーションが高まります。
高校生はこれから多くの挑戦、失敗をこのプログラムの中で経験することになると考えます。
失敗は良くないものではありません。
本当に良くないのは、転んだ後に立ち上がることを諦めてしまうことです。
結果至上主義ではなく、過程至上主義こそが自己の 目標達成につながると言うことを、今回のプログラムを通して、高校生に伝えることを私の意気込みとします。