欠落
自分のことだとなかなか思えないけど
その人の、一見
『欠落』『欠陥』
と思えるようなところこそ
本人がそう思っているようなところこそ
その人の最大の魅力であり
美しいところだと感じる
その人がその人のままで
ただ生きているということが
誰かの希望である
自分のことも少し俯瞰して
距離をとって見られるようになってくると
自分の欠落していると思ってた部分が
反転して愛おしさに変わってきている気がする
何にせよ自分の形をあれこれ変えたり隠したりするのではなくて
ただ難しく考えず
そのままで在ることが美しい
自然が1番
自然で居られないような要素を
たくさんくっつけられて生きてきたけど
私もなるべく
自然のままに生きていけたらいいなと思う
どこにも正解などないこの世だからこそ
自分の中の感覚を頼りに
自分にとって自然か不自然か
それをアンテナに。
何を選んでもいいのだから
人のことを構ってる暇などなくて
ただただ自分の選びたいものを
毎瞬毎瞬、選び続けるだけ
また悪を悪として裁いてしまったらそこでおしまいだけど
悪がどうして悪に思えるようなものに
ならざるを得なかったのか？
というところを大切にする
自分の中の負のものも、
そうやって見てあげればこわくない
どんなもののなかにも陰はある
自分の陰を先に許すことで
他人の陰も許せる
悪を悪として戦おうとしているうちは
戦争が繰り返されるだけ