2020年度 春休みの予定

しばらく忘れてたnoteの3投稿目、春休みの予定について述べようと思う。

①国際商事仲裁裁判の国際裁判(vismoot)

②国会議員インターン(やながせ議員事務所)

③フィンスイミングサークルの新歓担当

の三つである。少ないように見えて、明らかに忙しくなりそうな春休み。記録用にもそれぞれ詳しい説明をしていこうかと思う。

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①国際商事仲裁裁判の国際裁判(vismoot)

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 簡単に言うと模擬裁判である。細かい問題設定が50ページ超に渡って説明されており、手続き法と実体法を担当するチーム2人で、「申立人」「被申立人」の弁護人として争う。出場した大会中、両方のサイドに立つ機会があるので両方の準備をしておかなければいけない。私はゼミの活動として取り組んでおり、ゼミ全員でこの問題に取り組んでいる。

具体的にはウィーンの本大会、香港大会に加えて、所謂”練習会”である派生の大会が、ウィーン大会前にいくつかある。日本でも開催されるので私たちのゼミはこれに参加する。

通常の仲裁裁判との違う点は、国を跨いだ仲裁裁判では、どの国の法律を使えばいいのかが問題になるだけで他は大して変わらない。

大して変わらないとは言ったものの、大きな問題点が二つある。①問題が全て英語で、模擬裁判も英語で行われる。②law schoolに通っている人が主な参加者であり、学部生である私たちにとって非常にハイレベルなものである。

対戦校にはハーバードやシドニー大学など名だたる世界の大学が多く参加しており、もちろん高い順位は目指しているものの、一つの経験として一生懸命努力している。

この大会には大きく分けて二つの作業があり、裁判前に提出しておかなければいけない「証拠書類」の作成作業と、実際に「弁論」をする作業である。この二つには断絶があるだけではなく、事前に提出した証拠書類に則って弁論を行う必要がある(実際にそうだとは限らないものの、、)。2月の時点で申立人、被申立人側の書類は提出済みで、あとは大会本番に向けて弁論の練習をするのみである。

私はウィーン大会に出場予定だったのだが、コロナの影響で日本からオンラインで参加する。コロナがなければ「ウィーンで色々な国籍の人や、優秀な人と話せたなぁ、、、、」と考えてみたものの、コロナがなければ行けていた筈のハンガリーの一年留学に行けていたので、ウィーンにいく未来はなかったのかなとも思った。

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②国会議員インターン(やながせ議員事務所)

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次は国会議員インターンについてである。そもそも何故インターンをしようと思ったのか述べる。

「国会議員になりたい!!」という強い気持ちがあるわけでもない。今までのNHKに記者職で就職したいと言う夢は変わっていない。

ではなぜインターンをするのか?「知りたい」からだ。
よく物を多角的に見ろとは言うが、近頃これを感じることが多くあった。今まで全く関わってこず、興味も持っていなかった国会議員の方から、なんでもいいから何か掴めるものがあればいいな、と思って飛び込んでみた。

では多角的に見なければいけないと感じた理由とは何か?最近はプレゼンをする機会が多くあり、PBL(Project Based Learning)の授業では企業の問題解決をするためのプレゼン、高校生と話す機会があったので自己紹介プレゼン、などいくつかをした。
これを通して感じたことは、圧倒的に「自分の伝えたいこと」と「相手が感じ取ること」は全く違うと言うことだ。自分の伝える言葉が悪いのかとも考えたが、「前提条件」が人によって違うことが理由だと考えた。

相手に共通の前提条件を求めるのではなく、自分の前提条件が相手に伝わっておらず、結局何の話をしているのかわかってもらえないことが多かったのだ。

つまり前提条件を相手に伝えることで「自分の伝えたいこと」と「相手が感じ取ること」の差をなくし、この前提条件を伝えるためにも多角的な視点が必要だと感じたのだ。何故なら自分が前提としている以上、恐らく当たり前すぎて何が前提なのか理解もできていない。よって他人との違いから「自分が前提としていることは何か?」を見出そうとしているのだ。

今まで自分が関わりを持っていなかった人から、自分との違いを見つけ出し、相手に伝わる力を養いたいと考えたので、議員インターンに参加しようと決心した。

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③フィンスイミングサークルの新歓担当

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最後にフィンスイミングサークル新歓担当について。上の写真はコロナがなければできていた新歓活動。せっかく早稲田にいるのでカオスの中で新歓活動をやってみたかったなと感じている。。。
だが、実は今大学入学後続けてきたフィンスイミングに対する熱量は薄れている。

熱量が薄れていても何故新歓活動に熱を持ってやるのか?せこい考え方だとは思うが「目標設定」「チームビルディング」「コロナ禍での工夫」について軸が明確であり、達成しやすいので就活のネタとして使いやすいと考えたからだ。

それぞれの軸について考えていきたいと思う。

①目標設定

自明であるが、うちのような中堅サークルには、早稲田の有名な3大サークルのように、何もしなくても新入生があるまるということはありえない(勿論彼らの技術も宣伝方法も素晴らしいものだと感じています)。

よってサークル存続のためにある程度の人数の新入生を集めなければいけない。それぞれのサークルで必要な新入生の数は必然的に決まってくるために根拠のある目標が簡単に決まる。KPIを意識してPDCAを回してタスクにジョインできるのだ(笑)。
ちなみにうちのサークルの必要な人数は大体20人くらいである。

②チームビルディング

次にチームビルディングについて。自分は大学に入学してからリーダーシップを勉強する機会に恵まれ、PBLも行っているので新歓活動のようなプロジェクトを行うことは慣れている。一方、他に新歓を手伝ってくれるメンバーはプロジェクトに取り組む機会が少ない。

よって恐らくチームとして機能することは非常に難しいと感じている。なぜ難しいと感じるのか?意識高い系の話をするのは嫌いなのだが、チームビルディングについて考えることがあるので、自分のリーダーシップ持論について述べたいと思う。

「採用基準(伊賀泰代)」にもあるように、日本人が考えるリーダーとは指示を出してくれ、チームの仲を上手く回し、かつ成果を出す役割である。
対して採用基準に書いてある”マッキンゼー流”、欧米流のリーダーシップでは、メンバーそれぞれがリーダーシップを発揮する「全員発揮のリーダーシップ」がチームに不可欠であると言う。

リーダーが1人(またはそれ以上)で指示を出すチームに対して、それぞれ全員がリーダーシップを発揮することで問題解決を起こしてチームを成功に導く。チーム全員の視点で問題を解決しようとしているために、問題の見落としが少ない上に、作業効率が段違いであることは明らかである。

では「船頭多くして船山に登る」とあるように、リーダーが沢山いれば方向性がわからなくなってしまい、結果が突拍子のないものとなってしまう可能性があるのではないか?

しかしこれは心配無用である。何故なら船頭は船の方向性を決める役割の人であり、「それぞれがいきたい場所」に行ってしまう可能性がある(自己中、、?)。対して採用基準が想定するリーダーシップとは、チームが成功に導くために「それぞれができること」を行うことであり、方向性の違いは少ないのである。

私自身もリーダーシップをこれと似ている「相手を思いやること」であると考えている。チームの一つの成功を目指し、メンバーは”自分ができること”を認識して、それぞれが自主的に動く。他人にできないことは何かを思いやりながらチームとして前進しようとする、チームワークが必要だと思う。

新歓活動の話に戻ると、所謂日本人としてのチーム、リーダーシップをメンバーが想定している場合、自分と彼らとのリーダーシップに乖離がある。
助け合えるチームを作り上げたいと考えており、これも一つの軸として考えられる。

最後に色々と述べたが、どちらが優れているかは正直わからない。郷に入っては郷に従えとも言うし、改革が必要な時代の流れもある。絶対的な正解はあるわけがないが、自分自身は全員発揮のリーダーシップが効率がいいと考えており、それを今回は導入できれば、と考えている。

③コロナ禍での工夫

これは現代の就活生が使うネタの一つであることは間違いない。緊急事態宣言を奇貨として自分を見つめ直しました、筋トレを始めました、自己管理ができると思いました、等々。

コロナ禍での新歓活動も制限が沢山ある。上の写真にあるようなカオスな新歓活動、ビラ配りはできない。また新歓コンパはできるはずない上に、フィンスイミングサークルなのにフィン体験会もできないかもしれない。

この状況の中で「SNSの運用」「ダイレクトメッセージを送る」「会議はオンラインになってしまうがどうコミュニケーションを取れるか」などの工夫が必要となる。非常に難しいものとなるがコロナ禍での対応力などが試される機会だと考えている。


コロナがなかったとしても必要となる目標設定とチームビルディングに加え、コロナ禍での対応力もアピールできる機会となる。また大それて難しい問題でもないので一生懸命取り組もうと考えている。

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2月に入って始まった春休みの2ヶ月間、①国際商事仲裁裁判の国際裁判(vismoot)②国会議員インターン(やながせ議員事務所)③フィンスイミングサークルの新歓担当の三つに焦点を当てて走り抜こうと思う。

以上記録用のnoteでした。



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