黒髪直毛が全頭ブリーチしたら最強ギャルマインドが宿った!
こんばんは。のぞみです。
今日はずっと書きたかったテーマ「髪を染めた日」に滑り込みます。
ブリーチってしたことありますか?
髪の毛の色素を抜いて、いわゆるハイトーンカラーにできるアレです。皮膚が痛くて耐えられないとか、髪の毛がぶちぶち千切れるとか、キッシキシに傷んで大後悔とか、悪い噂ばかり聞いてきた25年間。
そんなわたしがどんなきっかけでブリーチするに至ったのか、ブリーチしてどんな変化があったのかについて書いてみたいと思います。
わたしのブリーチデビュー日は2023年3月5日。
先にお見せすると、4月末時点ではこんな感じになっています。
光に当たると金髪に見えるときもある、明るめのベージュ。だいぶ根本は伸びてきて地毛が見えますが、もはやそれすら愛おしい。
地毛、あんまりすきじゃなかったんだけどな。いまは「地毛に戻っていくのも楽しみ~」なんて思っちゃってます。
マインドの変化がデカすぎる!
まずはわたしの地毛コンプレックスから覗いてみましょう。
真っ黒な直毛、第一印象はいつも「真面目そうで話しかけづらかった」
わたしの地毛は、真っ黒な直毛。
どんなに明るいところでも茶色っぽく見えるなんて経験一度も無いし、コテで巻いてもすぐに巻きがとれてしまう。くせ毛の子には「ストパーかけなくてもまっすぐでいいよね~」と言われるが、「髪巻かなくてもふんわりしてていいよね~」と応えて怒られる。そんな日々。
ないものねだりってやつだ。わたしは生まれつき色素薄いタイプの子がずっと羨ましかった。髪は透明感のある茶髪で瞳の色もキャラメルのよう。ゆるりと巻いた髪がやわらかい雰囲気を醸し出す。そんな女の子になりたかった。
黒髪ストレートって、「真面目」「おとなしそう」「控えめ」「静か」「清楚」なんてことばが添えられがち。ガリ勉とかクソ真面目とか思われたくなくて、でも頭悪そうにも見えたくなくてモヤモヤした。こんなふうに髪の毛ひとつで自分の見え方が変わるんじゃないかと気にする自分に一番モヤモヤした。
社会人になると同時に、黒髪になる同級生
大学卒業、大学院修了と同時に黒髪に染まっていく同級生。派手髪がトレードマークだった子たちも、いつしか揃って真っ黒になっていった。美容系をはじめ、一部の職種は変わらず鮮やかなカラーでファッションを楽しんでいるけれど、会うひと会うひと黒髪になっていくのは不思議な心持ちがした。
ああ、「おとな」になってしまうんだ。
みんなは。
そうだ、わたしはなににも縛られていないんだった。フリーランスで会社の規則なんてひとつも無かったわたしは、突然、髪を明るくできることに気がついた。
会社に入ったら髪を黒くしなきゃいけないなんて不思議なきまりだな。髪が黒いとお仕事のときにどんな良いことがあるんだろう。髪が黒いと真面目そう?誠実そう?仕事ができそう?みんなで黒髪に揃えていることが大事?わたしにはまだまだ全然理解できていない。これからも一生理解することは無いかもしれない。
ブリーチしてハイトーンになって、「おとな」っぽくない奴になってやる。
わたしはまだまだ反抗期だ。いろんなものに、ずっと抗い続けたい。
みんながなんの疑問も持たず当たり前のように黒髪に染まっていくなか、わたしはド金髪にでもして衝撃を与えたいんだ。
あれ、なんで黒髪にしたんだっけ?って。
それに、ブリーチして地毛から一度離れてみたら、もしかしたら地毛が一番だと戻ってきたくなるかもしれない。あんまりすきじゃなかった地毛のことも、愛おしくなるかもしれない。
全頭ブリーチ Before→After
こんなガキっぽいくだらない気持ちでスタートした全頭ブリーチプロジェクト。もともと茶髪に染めていたので、Beforeはほんのり茶色く見える。
まずはカウンセリングしてもらって、シャンプーしてから薬剤を塗っていく。なんせ胸が隠れるくらいのロングヘアなので薬剤を塗りたくると重くて重くて…。首がもげるんじゃないか?という重さを初めて体感した。それでも、これを耐えればわたしも夢のハイトーンに…と思えば我慢できた。
こちらは途中経過。真っ黄色やん!アニメのキャラやん!としばらく大爆笑。髪質が既にだいぶ変わっていて、これがブリーチ毛ってやつか…と指で優しく触れてみる。
そしてそして、5時間半かかって出来上がった完成系がこちら!
ピンクベージュ〜!
色落ちすると金髪に近づいていくように、すこし濃いめに色を入れてもらって二度おいしい。いま見てもめちゃくちゃかわいい。まさにわたしが昔なりたかったゆるふわ~なやわらかい雰囲気の女の子。文句なしの大満足。
ブリーチしてマインドが無敵モードになった
きれいな色になってよかったね~チャンチャン。とはならない!
わたしがブリーチして一番良かったと思うのは、ギャルマインドが宿ったこと。
ギャルって、やっぱり最強じゃない?どんなことがあっても前向きに捉えられるハッピーさ。ダメなことはズバッとダメと言えるまっすぐさ。ずっと憧れがありました。それが、ブリーチしたことで宿った気がする。
嘘やろ~と思うかもしれないんですが、なにか嫌なことがあったときでも「ま、けどわたしブリーチしたしな。」と思えちゃう。意味わかりませんね。
黒髪直毛にコンプレックスを感じて他の女の子たちを羨んでいた頃のわたしより、茶髪に染めて「わたし」を見失っていた頃のわたしより、いまのわたしはすっごくヘルシーなマインドを持ってる。
なんだかいままでより、ちょっぴり顎を上げて歩けているような気がする。
ちょっぴり姿勢良く過ごしているような気がする。
ちょっぴり笑顔の時間が増えた気がする。
ちょっぴり鏡を見ることが増えた気がする。
ちょっぴりヘアケアにかける時間が増えた気がする。
ちょっぴり自分の見た目をすきになった気がする。
そう、わたし、前よりわたしのことをすきになってるんだ。
いまのわたしは、金髪命!とか思ってなくて、プリンになってきたのもかわいく思えていて、地毛に戻っていくのも楽しみになってる。
つまり、なんでもかわいい。
どんな状態のわたしもかわいい。
直毛を活かしてストレートの日も、コテでくるくるに巻いた日も、わたしはわたしなんだ。どうしてブリーチしたことでこんな気持ちになれたのかは、いまいちわからない。ブリーチという大きなチャレンジに踏み切った勇気がわたしを変えたのかな。わからないけど、わたしはいまのわたしがすきだ。
25歳を迎える日が、こんな金髪だなんて思ってもみなかった。「おとな」になったら、なんとなく黒髪になると思ってた。「掟破り」なわたしに脳内では拍手喝采だ。
わたしのことをすきになれた、大きな節目。
髪を染めるって、似合うか心配でドキドキするし、新しい自分に出会える気がしてワクワクする。いま迷っているひとがいたら、わたしがドカーン!と両手で背中を押したい。
変わりたいと思ったときが、変わるときなんだ。
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