見出し画像

こどもが欲しい/求めない、働き続ける/専業主婦、正反対に揺れるワケ

  • こどもができたら、専業主婦になりたい

  • こどもができても、働き続けたい

  • 出産・子育ては、今世は求めない

正反対に見える3つが、わたしのなかで何度も波になって襲ってくる。


彼氏がいると言うと、「結婚考えてる?」「こども欲しい?」「何人欲しい?」と必ず話し合うことになるお年頃。

結婚願望自体、自分のなかでくっきりあるとは言い難いのだけど、それは考えれば考えるほど自分がこの「時代」というものに流されているだけのような気がしてくるから。

「自分探しの旅」とよく言われるけれど、どれが自分の声なのかを考えすぎると、結局そんなもんないよ!というのが答えなのはわかっている。考えても考えても、どこにもないものを追いかけて大事なものを失うのはごめんだよ。

今の恋人とは、「結婚」という曖昧なものをどうにか掴みたくて話し合いを続けている。今日話して感じたことはさっき一度まとめたのだけど、大事な話題を書きそびれていたのでもう一度編集画面を開いた。

  • こどもができたら、専業主婦になりたい

こう思っているわたしは、「こどもとの時間」を第一に考えたいと思っている。自分の親が共働きだったのもあり、もうちょっといっしょに遊びたかったな〜聞いてほしい話いっぱいあったな〜と思う。

共働きと言っても、休日出勤が多かったり、ハチャメチャな残業をしていたりと忙しいふたりだったのもあるから、もしかしたら定時で帰ってきて土日はしっかりお休みだったら大丈夫なのかもしれないけれど。

あと、働くとなったら自分は仕事もがんばりたい人間だとわかっているから、「こどものせいで仕事ができない」と思うようになったら悲しいなと思う。「あーあ、こどもがいなかったらな」とは絶対に思いたくない。

わたしにはいくつも居場所があるけれど、こどもには母親の自分しかいないという時期があるからこそ、ちゃんとこどもを優先させられるような環境を整えたい。

それが専業主婦である必要は実はなくて、大切にしたいのはこどもとしっかりコミュニケーションがとれる「ゆとり」があることなんだと気づく。


  • こどもができても、働き続けたい

これは、お金の問題というよりは、こどもに働いているところを見せたいという気持ちのほうが大きいかもしれない。楽しそうに働いている大人第一号が自分であってほしいと思うから。

わたしは兄が過労で亡くなっているのもあり、働くことを前向きに捉えられるようになるまでに長い時間がかかった。仕事はわたしの大事なひとを傷つける凶器のように感じていたし、不調で休職する友人を見ると今でもそう思うときがある。

だからこそ、自分のこどもには「仕事って、楽しいんだ」と思ってほしい。「働くって、楽しそう」「わたしもやってみたい」「大人になるのが楽しみだなあ」そんなふうに思っていてほしい。

家族のなかでの「親と子」という役割だけではなく、自分が別の組織で別の役割を担っているところも見せたいんだろうなとも思った。親子は絶対的な上下関係ではなく、唯一の居場所でもない。

家族も小さな社会のひとつであることを早いうちから知っておいてほしいからこそ、働いている姿も見せたいと思う。


  • 出産・子育ては、今世は求めない

これは完全に壇蜜の影響・・・最近バズってたの見ましたか?

正直に言えば、子どもを成人まで育て上げて、家族一緒にかけがえのない思い出を作るというストーリーよりも、私と清野さんの2人で作り上げていく何かのほうが魅力的だった、というのが正直なところです

周りから「特攻服に書かれてもおかしくないよね」と…壇蜜(44)が明かす、キラキラネームと祖父がつけた名前の由来

これを読んで感じたのが、もしこどもができたら、わたしは彼のことを純粋に見られなくなるんじゃないかという不安。自分が母親という役割を負うことで、彼には父親という役割がついて、「父親だから求めること」が増えていくんじゃないか。

こどもを介して彼を見るようになってしまったら、寂しいなと思う。わたしは彼とふたりでいるだけで幸せだったはずなのに、「この子の母」という役割の重みが大きくなりすぎたら、彼とのふたりの幸せが見えなくなってしまうんじゃないかと思った。

それなら、ふたりでいてお互いのことをちゃんと見つめ合える関係のほうがいいんじゃないかなあ、と。こどもができても、変わらず恋人同士のふたりでいたいんだよね、それだけなんだと思う。

そもそも、こどもを育てることに大きな不安があるからこんなにワタワタしている。将来、「なんでわたしを産んだの!こんな親のところに産まれてきたくなかった!」とか言われたら立ち直れる気がしない。

自己満じゃない出産・子育てってあり得るんだろうか?というテーマで友達と話したこともある。「彼との間に赤ちゃんが欲しいから」という理由でこどもを産むのは浅はかに感じてしまう。もう少しなにか、なにかないと大切ないのちを育むことはできない。

だから出産・子育ては今世は求めないと言っているわたしは、彼のことをひとりの人間としてまっすぐに見たいという気持ちと、新たないのちを育むことの意味、なにがあってもやっていく覚悟がもう少しなんだろうな。


ということで、まとめると

  • こどもとしっかりコミュニケーションがとれる「ゆとり」がほしい

  • 「大人になるのが楽しみだなあ」と思ってもらえる、楽しそうに働く姿を見せたい

  • 家族だけが居場所ではないと早いうちから知ってほしい

  • 彼のことをひとりの人間としてまっすぐに見続けたい

  • 親になるってどういうことなのか、どんな想いでやっていくのか真剣に考えたい

こんなことを考えているらしい。この想いさえ大事にされていたら、専業主婦だろうが正社員だろうがフリーランスだろうがなんでもよくて、そのときそのときしっくりくるものを選んでいけばいいんだと思う。

目的と手段が入れ替わってしまわないように、ちゃんと想いを大事にこれからも選んでいきたいな、と思った。



いいなと思ったら応援しよう!

のぞみのなかみ
最後まで読んでくださってありがとうございます💌 いただいたサポートは、ナリワイをアップデートする学びや、毎日noteを心地よく書き続けるための暮らしに使わせていただきます。これからもどうぞよろしくお願いします🪴