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恋人と緊急会議したら夜が明けた

最近、課題はもっぱら恋愛だ。

年明けから始めた「未来会議」は、初日が1月8日、2度目が12日のハイペース。

▼ 初回の未来会議後に書いたもの

14、15日は、真ん中の東京でデートもしてみた。付き合いたての半年間をウキウキだけで過ごせなかった分、今からでも純粋なウキウキを補充したかった。

けど、やっぱり難しい。ただ仲良くいたいだけなのに、なかなかうまくいかない。

結婚前提で付き合おうと言われて始まったのに、なんでそんなに結婚したくなさそうな雰囲気なんだ?東京駅に向かうタクシーが、途方もなく長く感じた。

自分が変わってしまったのか、彼が変わってしまったのか、お互い変わってしまったのか、なんにしても「置いてきぼり」の気持ちだった。

新しい生活が始まる彼にとって、わたしは邪魔になってしまったんだろうか。心のどこかでそう思っていたけれど、認めたくないわたしが強くて代わりにゴホゴホと咳が出た。

「結婚前提って言ってた割には、ね」
「ちょっと、距離を置いたら?」

普段まったく口出ししない母にそう言われるほどには、わたしのポツリポツリと溢したものは悲惨だったんだと思う。

▼ とにかく書いて俯瞰する、がしたかった

どうしても押し込められなくて、LINEの通話ボタンを押したのが昨日の22時過ぎ。こんな時間ならもう目を瞑って寝たほうがいいのに、どうしても無理だった。

言いたいことはいっぱいあるけど、うまくことばにできない。どこから話し始めたら、うまく話し合いができるのかわからない。どこから始めても誤解が生まれそうだったり、聞きたいことが聞けないような気がしたり。

それでもなんとか紡ぎ出していって、話を聞いていくと、最初の3時間のあいだに5回ぐらい「え、それ、別れ話?だよね?」というタイミングがあった。

胸がギューッと痛くなって、「ハァ〜終わりだ〜」と脳が停止する。パトラッシュの最後のシーンみたいに、天使がわたしのまわりを飛んでいるのが見えそうだ。

それでも話し続けて、3時ぐらいになって、ようやく彼が言っていることがわかってきた。彼も、ようやくわたしの感じていることがわかってきたようだった。「なるほどー」と何度も言っていた。

ズキズキ痛かった心臓が解放されて、強張っていた身体中が布団に沈んだ。急に眠気が襲ってくる。時計を見るともう4時だ。

6時間も話をしないと、わかりあえないなんて。信じられない、なんて大変なんだろう。しかも、きっとすべてを「わかった」わけではないのだ。わかったつもりで、わかってない。

だから、またこうやって話すことになるんだと思う。そのときも、「こりゃあ大変だ」と思うんだと思う。それでも、諦めずにやっていくしかない。

のぞみちゃんと別れたら、もう恋愛はしない人生なんだろうなあ、と聞こえてきて耳を疑う。そんなに思い入れのある相手だったとは、聞いたことがないし知らない。

知らないのだ、まだまだなにも。なんとなく仲良いふうで過ごしているけれど、知らないことばっかり。

相手のなかでわたしがどんな存在なのかとか、どんなふうに未来を見ているのかとか、もっと話をしないとわからない。

根気強く、話をする。諦めずに、距離をとらずに、自分のなかで溜めておかずに、聞きたいことはちゃんと聞く。それだけができていたら、これからも大丈夫なんだと思う。

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のぞみのなかみ
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