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不登校児親、お金を払ってでも会いたい人について考える。

連休が終わってしまいました。
と言っても、在宅小学生のQちゃんとシフト制のアルバイトをしている私には関係のないことですが。
桜の季節の次に新緑の季節がやってくるってなんて素敵なんでしょうね。
4月からずっと毎日心がうきうきしています。

連休中はそこそこアルバイトをしたり(シフトに入りたい学生さんがいたみたいで、私は本当にそこそこの勤務でした。ラッキー!)
美しい街を散歩したり
公園でピクニックしたり
押入れの整理をしたり
お友達のエステサロンで施術を受けたり
久しぶりに公園でのヨガクラスを受けたり
最終日の夜にはサイゼリヤで食べたいものを好きなだけ食べるという夢みたいな時間を家族と過ごしてきました。

大昔、GW中に横浜の中華街に行ってひどい混雑を体験し
結局向ケ丘遊園の空いているバーミヤンで中華料理を食べてめっちゃおいしかった思い出があるので、私はこの期間は家の掃除をしたり、近所でゆっくり過ごすのが好きです。

そんな感じで楽しい連休を過ごしました。

先日も書きましたが、去年はこのあとQちゃんが不登校になるんですよね。

在宅小学生歴1年、おめでとう。


ふと思ったことなのですが、
「この人に会いたい。お金を払っても会いたい!」
という人間になることってすごいことだなと。

立て続けにそんな感覚になる出来事がありました。

最近、私のお友達がサロンをオープンして、その体験会に行ってきました。

そのお友達はひょんすぎんだろぐらいひょんなきっかけでお友達になった人なのですが
すごく特殊な経歴でそのサロンを開いたのです。

大学卒業後、上海、ミラノで働いて、日本に戻って来て結構お堅い仕事の管理職になるような才女で(普通そこまでの役職についたら絶対やめないと思う)
でも違和感を覚えて個人事業主になる道を選んだという・・・
これだけだと凄さが伝わらないなぁ・・・私の表現力のなさが申し訳ないのですが

性格も明るく、当然教養深く(英語中国語イタリア語もできる)、行動力には目を見張るものがあります。
まだ出会って1年ほどしかたっていませんが、長女の私は憧れのお姉さんができたみたいで、会うのを楽しみにしています。
そんなミラノ帰りの彼女のサロンは、センス抜群、施術もすごく気持ちよくてとっても満足しました!
1回目はお試し価格でお安く受けさせてもらったのですが、バイトを増やすかもうちょっと節約して、できる限り継続して通いたいなーと思いました。

でも、もし彼女とお友達でなかったらと考えると、私には一生縁のなかった世界だろうなとも思います。
高級サロンで継続して1回万単位のお金を使うのは、彼女のサロン以外ではありえない。いくら内容が良かったとしてもです。
それは彼女が「お金を払ってでも会いたい人」だからです。
サロンの施術内容というか、彼女に会いたいし彼女に施術してもらいたいから今後もちょっと無理して通います。

もう一つ。
ものすごく久しぶりに、専門店でラーメンを食べました。
子連れだと狭そうなラーメン屋さんに並んで入るのは憚られるので、本当に久しぶり(10年くらい・・・?)。
いつの間にか、ラーメンってすごく値段が高くなっていました。
私の記憶の中では600円くらいで食べられていたのに(笑
でもどうしても980円のお店おすすめのトッピングが乗ったラーメンを食べてみたくて、私にしては思い切って注文してみました。
カウンター席で、お店の人がチャーシューをあぶったり、ずーっとスープをぐるぐるかき混ぜていたり、餃子を焼いたりするの間近で見て
「あぁ、980円のラーメンは決して高くないんだな」
と思いました。
お店の人が丹精込めてひたすら手をかけて出来上がるスープには、払った以上の価値がある。同じものを私が家で作ることはできないもの。
私の席に届いた久しぶりの熱々ラーメン。
家で作るときにはなんとなく冷めていて、のびていて、まぁ許容範囲の味のラーメンとは違って
責任を持ったプロの味でした。(熱すぎて舌をやけどした笑)
お昼時は大行列ができるお店だけど、ここでしか食べられない味だとすれば納得です。

私は割とケチな方だと思います。
子供のころからの貧乏と長年の専業主婦歴がそうさせてしまいました。
アルバイトを始めてやっと自分で自由にできるお金を手にして、これからは
「できるだけ安いもの」
から
「価値のあるもの」
にお金をかけていきたいですね。

子供たち、特にQちゃんにはサロンのお友達やラーメン屋さんのように「お金を払ってでも会いたい人」になってほしいです。
というか、もうそれしか道はないと思うし、それがいちばんの近道だと思う。
人によっては違うけれど、やっぱり学校って企業で働く人間を育てる場所なので。

もちろん学校から唯一無二の存在になれる人もたくさんいるけれど、ぼーっと学校に行って授業を受けているだけでは「お金を払ってでも会いたい人」にはなれないのです。
それは学校に行っていても行っていなくても同じ。

Qちゃんは学校に行っていたらたぶんぼーっと授業に出席するタイプだと思うので
家で主体性を持って活動している方が本人のためだと思うんですよね。
だから
「不登校は解決するべき問題」
だと思っている人と話が合いません…笑
不登校の解決ってなんだ?という話はまた今度。

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