『太陽神』3作品:真夜中の空に手を合わせてみる...夜話 message from spirits
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『太陽神』3作品
地球に生まれた僕らにとって
太陽がそこに存在するのは 当たり前のこととなっているけれど...
この地球で人々が生活していける気温も
今 呼吸ができていることさえも
太陽無しには有り得ないことなのです
植物は 光合成という太陽との共同作業で酸素を届けてくれる
植物自身も
光を浴びて作られるエネルギーで生きている
その植物を食べて生きていく動物達
そしてまた その動物達を食用とする肉食動物達...
もしも太陽がいなくなってしまったら
今 当たり前に続いている地球上の生命活動の殆どは
消えてしまうのです
太古の昔から 世界各地で太陽を神と崇める風習があるのも頷ける
今ここが真夜中ならば 当然太陽を見ることは出来ない
それでも地球の何処かは 太陽の温かな恩恵を受けている
人は当たり前にそこに在るものに つい無関心になってしまいがち
無くなった時 ようやくその存在の有り難さに気が付く
真夜中...
その空に太陽は無いけれど
手を合わせて 感謝の気持ちを贈ってみる
そろそろ そんな気持ちになっても良い頃合いかもしれません...
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元々は白木の板を掘った作品。
コーヒー豆のような色合いは、
北海道の養蜂場で作られた、蜜蝋ろうそくの煤を塗り重ねて出した色。
「地球に人に優しいアートを...」の僕の想いを、制作の彩色過程に込めました🍀
陽日希(noZomi.h)