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《写真と文章》美味しいラーメンと素敵な店主さん

ラーメンが無性に食べたくなったあの日。

グーグルマップで「ラーメン」と検索して、近場のお店を探す。
いくつか見ていくと、私好みのラーメンが。

写真に釣られ、営業時間や定休日の確認のためにTwitterを見た。

そこには、営業時間とともにこんな文章が。

「店主に子どもがいるため、子どもが体調不良等のときは臨時休業させていただくことがございます。SNSを更新しているのご覧ください。」

というような内容。


読んだ瞬間に、
このお店は信頼できそうだなあ。
コミュニケーションを取ろうとしてくれる人が店主さんなんだろうなあ。

とビビッときてしまった。


だが残念なことに調べたこの日にラーメンを食べることはできなかった。

しかし、チャンスはすぐに訪れた。5日後。
今日こそここのラーメンを食べるぞ!

余裕の到着。人気店なのか並んでいたけれど、数組だったので迷わず列へ。

仕事の話を聞いてもらいながら、最終的に「革命のやり方を知ろう」という結論に至ったところで順番が回ってきた。その日はそこまで寒くなかったのも相まって、30分ほどの待ち時間はあっという間だった。


醤油ベースのすっきりしたスープと細麺、ハムのように薄くスライスされたチャーシュー。写真で見た通り、わたしの大好きなやつや。


食べ終わった後、ちょっとおしゃべりをしてしまい、お店の人に「待っているお客さんがいるのでお帰りの準備をお願いしていいですか。」と言われた。

その言葉を聞いて、
やっぱりここのお店の人はコミュニケーションを取ろうとしてくれる方だ!と安心した。

きっと今回は、すっかり食べ終わった雰囲気のわたしたちを見て声をかけてくれたのだろうと思うけれど、もし、おかわりしようかなと考えていたり、ちょっと水を飲みたかったりしたら、こちらも「替え玉するか迷っていて…」とか「この水飲んだら帰ります」とか言えばいい。

食べたことに満足してすっかり並んでいる人がいることを忘れていたわたしたちは
「ごめんなさい!!美味しかったです。ごちそうさまでした!」
とお店を出た。

「今日は醤油スープにしたから、次来るときは煮干しスープ食べてみたいね」
美味しいラーメンと素敵な店主さんのおかげで、満ち足りた気持ちで歩いた帰り道だった。


📷minolta tc1×Kodak color plus200


このnoteを書いているそばからもう食べたくなっている。どんどん高まるこの気持ち。

書き終わった今、わたしの心は9割固まった。
今日のランチはここのラーメンだ!!!

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