太陽と月が体調に影響すること
「なんだか調子悪いんですよね。お腹の調子がいまいちなんですよねー」
と、隣の席の同僚が言った。
「私もなんです。夕方になると毎日クタクタでものすごい睡魔に襲われるんです。」
いや、眠いだけじゃない。本当はやる気もお洒落する気力さえも無くなっていた。帰宅時間になると、立って帰れないくらい疲れていて、各停で座って帰っている。爆睡してしまう。これじゃぁだめだと思い、少しずつ女子力を復活させている。(方法のステップは以前のnoteに記述)
ネガティブな話を切り替えるために言った。
「水星の逆向が始まっているので、これから運気が変わるみたいですよ」
言ってから、しまったと思った。
星座なんて話題、出してしまって恥ずかしい。
「あぁそうなんですよね。今までは悪いことが吹き出していても、これから凄く良くなるみたいですよ。日食もあったでしょ。あれで体調を崩している人も多いみたいです」
クールだと思っていた同僚は、意外と気が合うかもしれない。
「確かに日食とか月食って影響受けますよね。水星逆向と共に、これからは運気アップするかもですね」
笑い合って、仕事に戻った。
コロナの不安なのか、自粛開けの仕事の多忙感なのか、人間関係でちょっと参っているのか、よくわからないけれど、私は絶不調だった。
そんな自分が情けなかった。
だけど、月食や水星のせいなら、しょうがないと妙に割り切れてしまった。運気は天任せだ。なんだか力が抜けた。