「短歌人」2022年4月号 月詠5首
焼き鳥の二つ目までは喉に串突き刺すリスクを許容している
たまに泣くきみの背中をつつがなくさすった夜の辛いバーボン
頷いていつもどおりと答えれば古いものから落ちていく髪
「かゆいところはございませんか?」この箇所で店主はいつも棒読みになる
雪解けの音を立てつつ消えてゆく乾燥肌の上にある泡
選歌を受けた以上の5首を「短歌人」4月号の会員2欄(P73)に掲載していただきました。
焼き鳥の二つ目までは喉に串突き刺すリスクを許容している
たまに泣くきみの背中をつつがなくさすった夜の辛いバーボン
頷いていつもどおりと答えれば古いものから落ちていく髪
「かゆいところはございませんか?」この箇所で店主はいつも棒読みになる
雪解けの音を立てつつ消えてゆく乾燥肌の上にある泡
選歌を受けた以上の5首を「短歌人」4月号の会員2欄(P73)に掲載していただきました。