キグルミの中の人の変わる瞬間が愛おしい
わたくしキグルミが好きです。正確に言えば、キグルミに入っている中の人のことを考えるのが、好きです。
愛くるしい外見とは裏腹に、その中身は灼熱地獄、そんな中で悲鳴をあげることなく、そして自分がやっているなど言うこともなく、キグルミを演じきる中の人。
あの中では、おじさんやお兄さん、はたまたお姉さんが、こうやったらこの着ぐるみらしさを演じられるかなど試行錯誤をして、あの愛くるしい動きが作られるのかと思うと、なんともたまらないものがあります。そのギャップがまた、よいのです。