「私はまだ結婚というシステムには納得してない」
と口から出てきたのが婚活をやめた一因でもあります。
アラフォーになって年がヤバい!と思って婚活の会社に登録をして活動しました。んが、1年ほどがんばってやめました。
そのくだりを友人に説明した時に出てきた言葉がタイトルのくだりだったのです。いやアナタ、そもそもスタートラインから危うかったんじゃないんですノというのが明るみになったのですよ。というか、そんなに私は結婚そのものがイヤなのかと知ったのでした。
ところでこの言葉、どこから出てきたんだっけ。
あ、そうそう。結婚しやすいためには、女性は女性らしく雰囲気よろしく参りましょうという、婚活の会社の人に言われて、ふんふんまあそうだわなとめかしつつ参戦。
でも、彼らの意識下にある暗黙の了解に納得がいかずに、やめてしまったのでした。
暗黙の了解とは、「女性がごはんを作るものである」とかそういったもの。
たいしたことじゃないんですのよ、面談の最後の帰りで歩いてた所、ご飯の話になったんです。私は料理のうまい同居人(同性)がほぼ料理を作るので、まあ苦手だとお話したんです、そしたらお相手の返事はこう。
「練習しないとですね」
ええ、たったそれだけのことでした。
たったこれだけのことでしたが、私は心の中でキレてました。
この言葉に一体どこにキレる要素があるのでしょう? 状況を見てください。面談の相手とは今後一緒に暮らすかどうかの検討段階、その折でのごはんの質問なのです。今後練習が必要なのはどうしてですか?何故なら私がごはんを作るかかりになるからですよ〜〜?!
結果的に、私がごはんをつくる係になるのはよいのです、ただね、議題にもなってないのに既に私がごはんをつくる係に内定しているのがね、どうにも我慢がならないだけなのですよ〜〜?!?!
そもそもどうして女性がごはんを作る係に決まっているのか、そもそもの結婚というシステムに納得していない。
女がごはんを作る係だと内定している、このシステムが。
とまあ思い至りまして、タイトルの言葉とあいなったわけです。
婚活の会社は比較的新しめの会社ではありましたが、忌憚なく要望を言えるには信用はありませんでしたし、さらに言えば私の女性の担当が、イベントに参加しませんか、という電話の声が甘えたモードだったのが、及び腰に拍車をかけたのは言うまでもありませんでした。
やはり、要件は最初から言うべきだったのかしらん、と思っても終わったことなので今更です。
こうして、何度かの面談を終え、結論的には、この会社では私が好みの人とは会わなさそうだ、という結論に至りました。
他にもいろいろ原因は考えられるけれども
結婚に対して積極的に消極的なのには、そもそも結婚にいいイメージがない、好みがマニアックすぎる、そもそも結婚する必要性に駆られていない、などなどの多々の理由も考えられますが、とりあえず結婚という枠自体が好かんということでした。
そうして私は婚活の会社との契約を電話で解約したのでした。
あースッキリ!