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【会社員とカメラ】採用面接と機材選択

カメラやレンズを初めて買う時、
或いは買い換えを検討している時に、
後悔したり、失敗したくない、と思います。

失敗の経験も含めて、それも楽しみだ、
という意見もありますが、そんなに余裕もないので、
できれば上手く買いたいのが本音です。

ふと、自分が経験してきた人材採用の考えが、
カメラやレンズを購入する時に役立ちそうだと思い、
ちょっとまとめてみたいと思います。

人事が採用面接でやっていること

人を採用する時に、新卒採用でも中途採用でも
2〜3回程度の面接を実施しています。

面接は、面接官が気になることを
好きに聞いているのではなく、
コンピテンシー面接という考えに基づいて
質問をしています。

初めて耳にする方もいらっしゃるかと思いますが、
コンピテンシー面接は
候補者が過去にどのような行動や
スキルを発揮したかを基に、
その人が、仕事でどのように活躍できるか
を評価する面接方法です。

なぜコンピテンシー面接をするのか?

人事がコンピテンシー面接をする理由は、
その人が仕事で
どれだけ上手に役割を果たせるかを、
過去の経験を通じて確かめるためです。

簡単に言うと、
「この人が将来どんなふうに仕事をするのか?」
を知るために、
「これまでどんなふうに問題を解決してきたのか?」
を聞くということです。

過去の行動や考え方を知ることで、
似たような状況が仕事で起きたときに、
その人が同じように
うまく対処できるかどうかを予測するためです。

なぜ過去の経験が大事?

例えば、学校の部活動や
プロジェクトを思い浮かべてみてください。

もし誰かが困難な問題を解決した経験があれば、
次に同じような問題が起きたときにも
上手に対処できると期待できます。

人事は、このように
これまでの行動=これからの行動のヒント
として考えています。

具体的な例

例えば、人事が
「チームで何かを成し遂げた経験はありますか?」
と聞くのは、
その人がチームでどんな役割を果たすのか
を知りたいからです。

もしその人が
過去にリーダーシップを発揮して、
みんなをまとめたり、問題を解決した経験があれば、
新しい仕事でも同じようにうまくやるだろうと考えます。

人事は、面接での質問を通じて
その人の働き方や考え方を知り、
「この人はうちの会社で活躍してくれるだろうか?」
ということを判断しています。

機材購入にも役立つのでは?

過去の購入経験から未来を予測する

カメラを買うとき、多くの人が
「このカメラで自分はどんな写真を撮るだろう?」
と考えます。

新しい機能やデザインに惹かれることもありますが、
最終的に大事なのは、
自分の目的に合ったカメラを選べるかどうかです。

ここで役立つのが、
これまでの買い物の経験です。
過去に何かを購入して成功した、
あるいは失敗したという経験があれば、
それが初めて、或いは次の機材選びにも活かせます。

例えば、
過去にコンパクトカメラを買って満足した経験があるなら、
次も携帯性や簡単な操作性を重視するかもしれません。

逆に、
「もっと高性能なカメラを買っておけばよかった」
と後悔した経験があれば、
次はより多機能なモデルを選ぶはずです。

コンピテンシーを使ってカメラを選ぶ

コンピテンシー面接では、
候補者の過去の成功体験や失敗体験に注目します。
同じように、カメラを選ぶ際にも、
自分の過去の購入体験を振り返り、
その経験を活かして未来の使用シーンを予測できそうです。

完璧な機材はないけど最適な機材は見つかる

よく言われていることですが、
完璧な機材はないと自分でも思います。

技術進化もあり、
最新機種が1週間後には旧モデルになる可能性もあります

新機種が出ればほしくなりますが、
「前回、この機能があって助かった」や
「もっと画質にこだわればよかった」など、
過去の経験を活用して、
その機材がどれだけ自分のニーズに合うかを考えることで、
最適な選択ができるかも、と思いました!

最後までお読みいただき、ありがとうございました!


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