徒然日記 娘の成長を感じた瞬間
小1の時から不登校だった娘が、4年生になったら急に学校に行くようになりました。
そうすると、今まで避けてこれていた友人間トラブルも一気に増えます。
今までなら、「もう学校行かない!」とまた不登校になっていたのですが、4年の2学期に入ってからはトラブルがあっても、私と話をして自分なりに落とし所を見つけると、「自分でなんとか頑張ってみる」と言うようになりました。
つい昨日も、娘と1番の友人との間でちょっとしたトラブルがありました。
その子は嘘を吐く癖があり、宿題をやってないのにやったと言って頻繁にうちに遊びに来ていました。
その子は毎日、やったけど忘れたと言って宿題を提出しないそう。でもノートを見るとやっていないのは明白なので、提出していない分の居残りをさせられたりしています。だから、娘も先生もその子が嘘を吐いているのはよくわかっています。
でも昨日は、「絶対に宿題を全部持ってきてね! 一緒にやろう! それから一緒にゲームしよう!」と娘がその子に言っていました。その子も、「うん! 持ってくよ!」と元気に返事。私の目の前で。それなのにその子は宿題を1つしか持ってきませんでした。
全部家でやったと言いますが、家の前で別れてから来るまでが早い。
娘が連絡帳を書き忘れていたので宿題の内容がわからなかった私は、連絡事項も知りたかったのでこっそり担任の先生に電話しました。
すると、やはり時間のかかる宿題がいくつか出ていました。「また後でね!」と別れて2〜3分でできる内容じゃありません。
担任の先生も心配してくださって、「この子は勉強もついていけなくなっていて。宿題や勉強はこちらの問題なのにすみません。でも親御さんとも連絡取れなくて…」と嘆いてらっしゃいました。
確かにその子の親御さんは、奥さんも夜までお仕事されているのでなかなか連絡が取れません。
でもご両親共、そもそもその子に興味が無さそうというか、放任主義なんですよね。
勝手な推察ですが、だからその子は嘘を吐くようになったんじゃないかなと。
このままだと、うちに頻繁に遊びに来ているせいで宿題をやらずに勉強も遅れていると難癖つけられる可能性も出てきます。
その子がうちから帰った後、娘に先生から聞いた宿題のことを言うと、「やっぱり嘘つかれてた…友達なのに悲しい」と。そりゃそうだ。
それから、その子との今後のことを話し合ったり、宿題や勉強の意味の再確認、友達が間違ったことをしてるならそれを叱ってあげられるのが本当の友達だと思うということ、そして、「いざとなったらママがその子にも勉強を教えるよ。娘ちゃんの復習にもなるし」と、時間をかけて伝えました。
娘は、「話し合うの怖いけど、頑張ってみる」と今日学校に行き、なんとか先生を交えて話し合いができたそうです。何やら取り決めをしたとか。
2人で決めたことなら、もう私から言うことはありません。しばらく見守る姿勢でいようと思います。
親の手を離れて、自分で考えて乗り越えて、失敗して学んで、成長する時期に入りつつある娘。
友人との関係も、少しずつ自分なりに学んでいくと思います。
成長と共に世界は広がるけど、ママとパパはずっと味方だよと、そっと伝え続けたいです。
勿論、娘の友人たちのことも、普段はそっと見守ってて、「困ったらうちにおいで」って言えるおばさんになりたいです。
そんな話でした。
ここまで読んでくださって有難う御座います。
もしよろしければ、一緒に娘の成長を見守ってやってくださると、とても心強いです。
まつかほ