【エッセイ】相手に「喜び」や「楽しさ」だけを表現する
感情は相手へ移ると思っている。
どんなに抑えたとしても、話す内容や仕草や表情で相手がどんな感情かわかる。
喜怒哀楽で表現すると、相手に極力してほしく無い感情は「怒」と「哀」
自分が受けたく無いのは、
相手もまた受けたく無いのだ。
つまり皆が「怒」と「哀」を相手に見せないように対応すれば、全ての人間がハッピーになるはず。
人間の一生は、喜びと楽しみだけを与え、そして受けるだけ。
これで、とても満ち足りた素晴らしい人生になるだろう。
しかし現実として、そうはならない。
怒りと哀れみ(悲しみ)という感情が、
必ずついて回る。
現実では相手に喜びと楽しみだけを与え、
怒りと悲しみの一切はネット上に吐き出す。
全ての人間が、ネットで吐き出してスッキリして現実ではポジティブでいる。
実は、既にこうなっているような節が見えているけれど、世の中はポジティブな方向はいっていない気がする。
「怒」と「哀」というのは、場面に応じて必要なものとは思うけれど、果たしてその感情は、本当に相手に見せるべきものなのかどうか。
これから考える必要がある。
つづく。
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