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使わなければ退化するだけ

こんばんは!股関節が異様に硬い保健師summerkiwiです。
今回は、時間を手に入れたことで手に入れたもの⑤運動を再開しだすについて書きます。


加齢と共に代謝が落ちるので若い頃と同じような生活を送っていると自然と脂肪は溜まっていく。仕事していた頃から定期的な運動習慣はなかったが、通勤で歩いたり仕事中に歩いたりしていたので自分は比較的運動している方だと捉えていた。ポジティブ思考!
それが仕事辞めてめっきり動かなくなってから、身体が鉛のように重くなり不具合を感じるようになってきた。ドドドーン。このままでは岩と化す!懸念から運動不足解消に本格的に取り組むことにした。

基本は歩くこと、走ること

毎朝の軽いストレッチとエレベーターではなく階段を使うことは以前から取り組んでいたがさらに意識する。そして歩く。駅までとかスーパーへの買い物などは運動を兼ねて歩く。30分も歩けば軽い運動になって気持ち良いが、たとえ10分でも、家で座りっぱなしパソコンかじりつきで歩かないよりはマシ。

続いてジョギング。ダイエット目的でジョギング習慣のある夫を見習って始めた。30〜40分程度、頑張りすぎると続かなくなるので軽く動いたなってくらいの強度。私的ルートが2パターン(繁華街方面と市営公園方面)あり、状況に応じて使い分けている。0円運動でコスパ最強。しかも、ジョギング後はすっきりして気分が良くなるので、モヤモヤ鬱々している時に走ると爽快感も得られて最高。ハワイ旅行の前は体力増強目的で週3とか走ったけど、今はたまに走る程度。

動けるようになるともっと動きたくなる

詳細は割愛するがオーストラリア旅行後に「リメディアルセラピー」というオーストラリア発祥のセラピーを知った。ぜひ本場で体験してみたいが調べるとたまたま近くでも開院している所があり、受けに行った。施術後は身体の歪みや筋肉の不調が改善されていくことが実感として感じられた。完全個人的見解だが、今まで体験したマッサージはその場限りの気持ち良さと癒しの要素が強い一方、こちらは解剖学的アプローチで根本から変えてくる感じ。これはすごいものに出会ってしまったと興奮しつつ、体調が整うことで気分も明るく前向きへと変化。おかげでもっともっと動きたくなってきた。

そこで、以前習っていたのにある時点から急に辞めてしまったダンスを再開。前はヒップホップだったけど最近はズンバにハマっている。ズンバとはラテン音楽に合わせて踊るエクササイズで、インストラクターの動きを即興で真似て踊るだけ。誰でもできるし単純に楽しい。私の通うスタジオは中年以上の方が多いのでマイペースで気楽に参加できるのも良い点。

でもなぜズンバ?
それは、ケアンズ旅行前の情報収集。ケアンズでは市民の健康づくりのため曜日ごとに公園などで無料運動プログラムがいくつか行われているのだ。その中の一つにズンバプログラムがあり、その様子をYoutubeで見たら参加者もインストラクターも皆んなめちゃくちゃ楽しそうだったから!観光客でも誰でも参加できるので参加したかったのだけど曜日合わずで参加できず。でもこれがズンバに興味を持つきっかけとなった。

飛んで跳ねて明るくなれるズンバの魅力

今までのガチヒップホップ→ダンスエクササイズと方向性は違うけど「音楽に合わせて体を動かす」ダンス特有の楽しさは健在。以前ひたすらアップ、ダウン、基礎練習をたくさん頑張ったおかげで、体験時にリズム感あるとインストラクターに褒められたことは素直に嬉しかった。ズンバに没頭する時間は振りのみに集中してるから頭を空っぽにできるのもいい。

他のダンスと違うズンバ特有の良さは明るくなれること!なぜかって、ウエアが派手!黄色と水色、青とピンク、オレンジと緑など、色とりどり鮮やかな原色カラーのウエアを身にまとうインストラクターを見ているだけでワクワク楽しい。表情も笑顔でズンバ!とか、ホワ!ホワ!とか叫びながらピョンピョン飛び跳ねるのもクセになる。黒を基調としたクールなイメージのヒップホップもカッコいいが、ラテンのノリと明るさこそ日本で鬱々としている中年に大きなエネルギーをもたらせてくれるのではないか。

筋肉に仕事を与える

初めてのリメディアルセラピー時、太ももとかお尻とかグイグイ押されて痛すぎて堪え切れずに「イデデデデ!…なんでこんなに痛いんだろう?」「使ってないからです」とセラピストさんに即答されて思わず笑った、あの時のセラピストさんの言葉が耳から離れない。

現代はボーッと過ごしているとチコちゃんに怒られるどころか肉体が退化するようにできている。いちいち体を動かさなくても指一本で洗濯できたり、お風呂が沸かせたり、買い物もできる。重い荷物を担いで歩かなくても車のシートに座って移動できる。技術の進歩で便利になった反面、使われなくなった体の機能はお休みモード。若いうちはカバーできても歳とともに衰退スピードはあっという間。
よく観察すると歳の割に若く見える人は何かしら動いてる。年齢は単なる記号。自分の体の内側に目を向けて、サボらせず適度に仕事させることがこの先も健康的に過ごせる秘訣だと思う。

誰かと競う必要はない、自分との対話。運動が苦手な人も日々の生活の中でちょっとだけ意識して手足を動かしてみるだけで変わる。かもしれない。

そうそう、仕事やめてからちょっと顔が老けたように感じる。人と話す機会が激減してるから表情筋を使ってない!頰と口角上げる表情筋トレーニングに勤しみながらこの記事を仕上げる私でした。継続は力なり。


終わり


ありがとうございました。




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