「学校」というものが苦手
私は学校が苦手です。
この学校が、とか特定の学校が嫌いなのではなく、
学校の仕組みそのものが苦手、合わないと感じます。
もちろん学校があるからこそ、日本の教育水準が保たれていることは理解しているし、
学校の存在を否定しようとは思いません。
最近、「放課後カルテ」というドラマを観て、学校の難しさや大変さを思い出しました。それでこのnoteを書くことにしました。
「学校で平穏にやっていく」ことは簡単ではない。
誰もが家庭状況も考え方も異なり、それぞれ抱えているものもあるかもしれない。
特に多感な時期の子たちが、学校に集まり、同じ教育を平等に受ける。
どう考えても、難しいことだと思います。
特に苦手だったこと
集団生活は正直、「みんなと同じように」「敷かれたレールを外れず」やっていけば乗り越えられます。
でも、集団生活に溶け込むために笑顔で振る舞う学校での自分と、心のズレを感じたとき、なんか無理になる。
1人でいるだけで「ぼっち」と奇異な目で見られたり。
大人になったら嫌でも1人で行動できなければいけないのに。
友達がいないとおかしいみたいな偏見。
1人が好きなだけの人もいるのに。
私の苦手な原因
私は馬鹿真面目で完璧主義な性格だったので、「適度に手を抜く」ことがどういうことかわからず、「全てに全力投球」みたいな目標ばかり掲げていました。
それが原因かな。
今思えば
私は何度も、不登校の瀬戸際に立っていたのだろうと。
高校を卒業するとき、初めて高校の親友に言いました。
「私、ずっと学校向いてなかったんだ。」
こんな私が、高校までちゃんと通い、大学受験までできたのは奇跡だと思う。
家族や友達にも、誰にも学校に行きたくないとは言わなかったし、
私が「無事に学校生活を送った」ことを本当の意味で認めてあげられるのは
他の誰でもない自分なんだろう。
大学生になって
高校三年生、大学受験までの期間は特に長く、一生この時間が続くのではないか、早く学校というものから解放されたい…と願っていました。
そして、ついに。解放された。
今、私は大学生です。
「大学」という学校に入りました。
でも、今までのような学校に対する苦痛はないです。
自分が受ける授業は自分で選べるし、授業で座る席も自分で選べる。
無理に友達をつくらなくてもやっていける。
高校までより何もかもがずっと自由で、楽しいです。
学校の世界はとても狭い
学校に通っている間は、多くの子が「学校が全て」だと感じているんだろうと思います。
その子にとって、学校での人間関係は全てで、だからこそ友人関係に悩む。
「学生の本分は勉強」と言うから、勉強の出来が人生を左右すると思い込む。
今になってわかったのは、学校が全てではないということ。
偶然同じ地区に住む同い年の子たちの中で、人間関係は完結しない。
勉強以外の分野で一流と呼ばれる人たちも大勢いる。
学校だけを自分の世界と捉えないでほしい。
過去の自分に言いたい。
お読みいただき、ありがとうございました♡