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私の2024年は、大きな節目でした

2024年は私にとって、ひとつの区切りの年となったようです。

いったい何の区切りだったのでしょうか。
それは、大きな荷物をおろした年となったのでした。

大きな怒りから解放された

怒っていたのは私です(笑)。

理不尽だと感じたのに私は何の反発も表に出さず、じっと耐えてきただけの様々な相手の言動に対して怒りをため込んだ状態で、これまで生きてきました。

子どもの頃は、酷い!と言って相手を頭の中で責めるだけでした。

そのうちに理解したんです。私が大きな恐れから本心を押し込めて、何も反抗しないという選択をしていたんだと。

そんな自分を責めることも加わって、自分も人も頭の中で責め続けるけれど顔は笑顔をつくっていたのでした。

そういう怒りから、今年はほぼ解放されました。

ずっとこの怒りが私の体を蝕んでいたんですよね。

身体を休めても思うようにゆるんでくれいないような得体のしれない具合の悪さをともなう疲労感や倦怠感と、長いこと一緒に生きていました。
振り返るとここ数年は、怒りが飽和状態に近づいていたのか、更に体調を崩しやすくなっていました。

胆嚢が、全部引き受けてくれて、一緒に外に出ていきました。こころもからだもサッパリしましたヨ。

無理な我慢をしなくなったら、怒りの奥に隠れていた恐れもこわくなくなった

怒りは二次感情です。本当はその奥に別の感情を隠しています。
私は、人に私の気持ちをわかってもらえない悲しみを、ずっと抱いていました。

気持ちをわかってもらおうとすると受け入れてもらえず見捨てられるという恐れも、抱えていたんです。だから、人とは事を荒立てたくありませんでした。ですので、全て飲み込んで我慢することが圧倒的に多かったのです。

何年も前に気付いて、そこを恐る恐る乗り越えてみました。理不尽な相手の怒りには、私も怒りで返して本心を伝えたんです。

かつて、怒られたことがあるんです。相手のネガティブな言動に、ポジティブな反応だけを返すんじゃない!ネガティブにはネガティブで応えろ!と。

意味がわかりますか?
私が徹底的に良い人でいようとしていたということです。

その結果、相手からネガティブなエネルギーを受け取るばかりで、私がボロボロになっているのを見かねてそう言ってくれたんです。見合った反応を返さなければ、相手が気付きを得られないとも言われました。

昨年までに、何度か本心を伝える練習をしていたんです。結果、今年のどこかの時点で気づきました。人から嫌われることが以前ほどこわくなくなっているなと。
嫌われていもいいやという気持ちが、芽生えていました。

「やめる」という課題の仕上げ

一度始めたことをやめてはいけないという強い思い込みも、持っていた私です。やめられずにかなり苦しい思いをしたことが、何度かあるんです。

「はじめたことをやめる」という課題も、何十年もかけて取り組んでいたみたいです。
最初は酷いやめ方でしたけど。

今年は、総仕上げだったのかもしれません。感謝の気持ちもあり、それを伝えることもして、でも相手の課題は自分とは分け、私の気持ちに従ってやめたかったあることをやめました。

こころが整ってくると、それに合わせて片づけをする私

内面的に良い状態になると、勝手に家の片づけを始める習慣が、私にはあるようです。

今年は、春ごろからどんどん片付けしたくなって、じわじわ進めてきました。

以前より自分の体の声を尊重するようになれたから、無理はしないので、身体は楽。
人に頼ることもできるようになっているから、夫や息子に頼れるありがたさ。
これまでなかなか手をつけてこられなかったようなところも、今年は片づけました。

家の片づけは、これまでも何度もやってきました。結構大々的に。

この5年くらいの私は、一言で言うと「片づけと体調改善」がテーマだったかもしれません。
結局何をやっていたのかというと、内面も物質も、要らないものをどんどん手放す作業でしたね。

そして片づけを地道に続ける現在は、気分も体調もなんともスッキリしてます。

体調は、本当に忘れ物をしているかのような大きな違いで安定しています。
かつてなら落ち込んだり思い悩んだりしたであろうことで、落ち込めない自分も発見しました。悩めないことに驚いてます。

こころから望んでいたことはかなっていると、改めて実感

こうしたいああしたいという願いは、いくつか持っていたし、そのための行動もある程度してきたんです。
でも、数年前に気付きました。これ、本心で望んでいたものじゃないなと。

更に昨年、理解しました。
私がずっと望み続けてきたのは

安心してくつろいで過ごせる私の居場所

だったと。

これは手に入っていると実感したんです、昨年に。
それは、この家庭です。夫と息子と私というこの家族です。

ここでは、過緊張からはなれ、私はリラックスしているんです。
この居場所があったからこそ、私はあのうつ病から這い上がってこられたのでした。

私のここまでの人生でこころの底から望んでいた願いは、こんなにちゃんとかなっていると、今年は更に強く実感しました。

そんな家族と過ごすこの家のことも大切に思っていると、実感もできました。

家では気持ちよく過ごしてほしいし、おいしいものを食べてほしい。私にできることで家族に貢献したい。そんな風に、素直に思っていることにも気づきました。

そんな2024年を、体調も気分もよくしめくくれることは、とても幸せです。

良いお年をお迎えください。


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