学習性不使用と半球間抑制のメカニズムと介入方法
本日も「臨床BATON」にお越しいただきありがとうございます!
「節分の豆がけっこう好きで1年中買えればいいのに…と密かに思っています」といつもの節分(2月3日)の翌日の今日言いたかったけど今年は2月2日なんだ…と残念に思っている159日目の投稿を担当するミッキーです。
今回のブログでは「学習性不使用、半球間抑制」について考えていきたいと思います。
まず僕の体験した患者様の症例を紹介し、
学習性不使用、半球間抑制とは何か、なぜ起こるのか?
次にリハビリにはどんな影響があるのか?
最後に改善のためにどうするか?
についてお伝えしていきます。
〇僕がよく直面する脳卒中患者様の症状
僕は生活期の病院で働いており、外来で生活期の脳卒中患者様のリハビリを担当することがあります。
症状として運動麻痺・筋緊張の亢進が認められ、日常生活に麻痺側上肢が参加していない患者様がいらっしゃいます。
そんな症状の患者様にリハビリを行っているのですが、なかなか目に見える改善が認められず難渋します。
なぜそのように目に見える改善が認められないのか、疑問がありました。
その観点から麻痺側上肢が参加しない理由について調べてみた結果、
学習性不使用・半球間抑制というメカニズムが原因の一つではないかということに至ったので考えていきます。
〇学習性不使用とは
学習性不使用とは心理的なメカニズムとしてあげられるものです。
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