転倒予防について考える〜内的要因 体幹Ver〜
本日も臨床BATONにお越しいただきありがとうございます。
166日目を担当します訪問看護ステーションで働く理学療法士のワーリーです。
前回は「生涯歩いて過ごしたい〜転倒予防について考える〜外的要因編
」まとめました。
前回の記事は以下になります。
https://note.com/nougeblog/n/n9de187527d5b
はじめに
転倒は寝たきりにつながる重大な障害を及ぼしかねません。セラピストは転倒の危険性について知り、対策できるようになることが重要です。
私たちは場所から場所へ移動する基本的な欲求を満たすために歩行を選択します。歩行は効率的で疲労を最小限にし、転倒とそれによる外傷を回避しながら安全に行えることが理想ですよね。
しかし、四足動物と比べて二足で移動する私たちの歩行は支持基底面が極端に狭くなったことで前後も左右もバランスを欠く構造になっています。
脊柱が重力方向に直立化した姿勢では身体重心の位置も高くなり、ただ立っていることすら覚束ない状態となってしまいます。
転倒の原因には、生活環境などに何らかの原因がある外的要因と対象者自身に何らかの原因がある内的要因とに分けられます。これら内的要因と外的要因が合わさることで、転倒のリスクがより高まります。
そこで、今回の記事では『転倒予防について考える〜内的要因 体幹Ver〜』についてまとめていきます。
内的要因とは
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