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後輩指導で大切にしていること

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臨床BATON415日目を担当します応用歩行・動作特化型セラピストの橋本一平がお送り致します。

本日は、『後輩指導で大切にしていること』についてブログを書かせてもらいます。

皆様は後輩指導をどのように行なっていますか?

病院や施設によっては新人プログラムなどのカリキュラムがあり、それに乗っ取って行なっている場所も多いのではないのでしょうか?

私が新人の頃にも新人プログラムはありましたが、正直、臨床の話というよりも教科書で習ったことの復習?しているだけで、教科書を読めばわかるのでは?という内容でした。なので、内容などはほとんど覚えていません。

今も大きくは変わらないのではないのでしょうか?(私がいた病院ではそうでした)

そんなことはないという病院や施設があれば、申し訳ありません。

臨床を意識的にされて新人プログラムをされている病院や施設は大変素晴らしいと思いますので、今後も後輩の成長のために取り組んで頂きたいです。

そして、新人プログラムのように病院や施設全体での取り組みとは別に直接的な指導においても今と昔では全然違うのではないでしょうか?

私が新人の時は、いろんな先輩がおり、指導方針も色々でしたが、厳しくも愛のある指導を頂いたと思っており、成長できる機会を得ることができたと思っています。

指導なども多くの時間を使って、指導してくれたり、実技なども教えてもらったりしていました。

ただ、この指導に関しては、自分から自発的に聞きにいったり、指導を仰いだことが多かったです。

しかし、就職場所によっては、やったことを頭ごなしに「否定」されてしまい、やる気や精神的に追い詰められたりされる場合もあります。僕も経験はあります。

では、私が指導した時にはどうであったかというと、正直、今思うと結構体育会系であり、「否定」していることも多かったように思います。

その時の私は「否定」しているつもりは全くなかったのですが、相手の意見を最後まで聞かずに途中で遮ったり、何かの業務を行いながら話を聞いていたり、相手が何を言いたいのかをくみ取らずに話すなど自分では良かれと思っていたり、相手のためにと思ったことが今振り返るとそれらも全て「否定」していることになっていたのかなと反省しています。

最近では、「褒める」ことが大事と言われていますが、なんでも褒めたら良いかと言われるとそうでもありません。何もない、していないのに褒めることはよくわかりませんし、「褒める」ということは、本当に必要な時に行う方が効果はより発揮されると思います。

「褒める」ことが難しいのであれば、まずは「否定」しないことが大切であると思います。

私自身もそうですが、自分の意見を言った時に話を最後まで聞かず、理解せずに「でも」、「それは、、、こうだ」など相手は良かれと思っているかもしれないですが、それよりもまずは聞いて欲しいという気持ちがあるので、それを聞かずに色々と言われることは「否定」されたと感じてしまい、それ以降の話はほとんど入ってこずに受け入れることができません。

自分の意見を聞いて欲しいのであれば、まずは相手の意見を最後まで「否定」なく聞くことが大事になると考えています。

これは習慣的な部分もありますので、まずは意識してみてください。それだけで、今自分は「否定」したかどうか、気づくことができ、そして振り返ることができます。そうしていくことが「否定」しない後輩指導ができ、良好な関係ができると思います。

ただ、ひとつ言えることは仲良く友達みたいになるだけではいけません。

あくまで「後輩指導」であり、指導の先には、患者様の人生に寄り添いながらリハビリ専門職としての成長が必要になります。

そこまでの責任を指導者が負う必要はないのかもしれませんが、「良き相談相手」になることで、色んなことに悩んでいる後輩を応援する立場で支えてあげると良いと私自身は考えています。

皆様はどうでしょうか?

是非、こんな事をしています、悩んでいますなどありましたらコメントなど頂けると嬉しいです。

本日も、最後まで読んで頂きありがとうございます。

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