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caseから考える熱中症対策~訪問リハで多い高齢者の特性に着目して~

本日も臨床BATONにお越しいただきありがとうございます。

58日目を担当します訪問看護ステーションで働く理学療法士のワーリーです。

前回は訪問リハの心構えについてまとめました。
記事は以下になります。
https://note.com/nougeblog/n/nb17ca187d276

今回書くnoteの記事では訪問領域のリハビリテーションに対して一人での訪問のため急変時の対応が心配といった悩みをお持ちの方に対して、この時期に在宅の急変で最も多く遭遇する可能性がある熱中症ついて紹介します。

今回のゴールは
① 熱中症の基礎を整理して訪問で高齢者の熱中症を疑える
② 熱中症の原因を把握して熱中症予防について助言ができる

熱中症を対策する上でもっとも重要なことは「熱がこもる環境」「脱水」であり、この2つについて理解することが必須です!!

では早速、整理していきましょう!!!

まずは私が経験したcaseを紹介します。

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8月上旬
訪問するとAさんの妻からAさんの様子がいつもと違うと報告を受けました。

画像2

軽度の意識障害に加え、低血圧・頻脈傾向。さらに体温が少し高い状態、一度だけ嘔吐を突然認めました。

上記の症状から皆さんは、どのような病態が思い浮かびますか?

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