セラピストに気にかけて欲しい車椅子調整と工夫 ~現場で行っている車椅子調整の工夫とは~
皆さん、本日も『臨床BATON』にお越しいただき、ありがとうございます!
第516日目を担当する作業療法士の『よっしー』です。
さて、自分が臨床現場でよく気にしている点であり、作業療法士として外せないなぁと思う点を本日のテーマにしました!!題して、『セラピストに気にかけて欲しい車椅子調整と工夫~現場で行っている車椅子調整の工夫とは~』をお話します。
車椅子調整の必要性を自問する
当院では入院されてきた時、ほとんどの患者様が車椅子で転院されてきており、入院時に患者様の基本動作やADL動作をスタッフで検討する安静度評価をします。その際、転院後すぐに在庫の車椅子を提供するため、患者様の身体に合った車椅子の調整がなされていません。転院当日の時点では、車椅子座位を評価したうえで、フットレストの高さやブレーキにポールを付けるなどの最小限の車椅子調整を行っています。
皆さんは患者様から
『車椅子の足を置くところが高すぎるんやけど…』
『左に傾いてるからもう少しまっすぐ座りたいけど…』
『背もたれがたるんでいて、ご飯が食べにくいなぁ…』
など車椅子に関して、発言されることを聞いたことはあるでしょうか??
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