食事を食べない3つの原因と食べられるようになるための3つの解決策~
本日も臨床BATONにお越しいただきありがとうございます!
490日目を担当させていただきます、MIZUです。
◎はじめに
病院や、介護分野で仕事をしていると、高齢や認知症の患者さんで食事がなかなか食べられない方が多くいらっしゃいます。低栄養になるとリハビリにも支障が生じますし、看護師さんや介護士さんから相談を受けることも多いです。また脱水や低栄養で電解質のバランスが崩れ、医療処置が必要になることもあります。
(ちなみに認知症の52・3%で食行動の異常がみられるといわれています。)
以前担当した患者さんでも、骨折したアルツハイマー型認知症の方で、食事拒否から、低栄養状態となり結果、胃瘻造設となってしまいました。
しかし老健施設に転所後、初日よりご自身で食事を取りはじめ数日後には全量摂取も可能なレベルにまで回復されました。
なぜこのようなことになったのか、老健スタッフと話し合いを持ち、食事をする環境設定に問題があり食事拒否につながったということに気が付きました。
今回はこの経験や文献などを参照に認知症患者の食事拒否の原因とその対応についてお伝えできたらと思います。
◎食事拒否の原因と対策
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