認知症になると失語症になるの?
皆さんこんにちは😄♫♬
臨床BATON 323日目を担当します、急性期でスーパーSTを目指すyuccoです。
S Tの仕事と育児、脳外臨床研究会での活動に奮闘中です♪
脳外臨床研究会の活動の一つ、脳外臨床研究会山本秀一朗のセミナー動画とセミナーレポートをまとめたnoteはこちらからどうぞ💕
新人教育や日々の臨床の悩みのヒントが見つかるかも❣️
また、今までのyuccoが書いた臨床BATONの記事はこちらからどうぞ↓
#臨床BATON スーパーST
《はじめに》
認知症がありその場での会話には困らないけれど記憶を必要とする会話になると混乱する患者さん、挨拶語レベルの会話から困難で発声発語がほとんどない患者さん、錯語などの失語症状のある患者さん、さまざまな認知症に随伴する言語症状を呈することがあります。
認知症に随伴する言語障害はどう捉えたら良いのでしょうか。
認知症になると失語症にもなるのでしょうか!?
《認知症と失語症》
DSM-5(精神疾患の診断・統計マニュアル:米国精神医学会)の基準により画像診断や神経心理学評価にて肯定されれば、認知症と診断名がつきます。
結論としては、言語野やそれを含むネットワークに関係する脳が萎縮し神経細胞が壊死すれば認知症に随伴した失語症状をみとめます。
認知症だから失語症になるのではなく、失語症だから認知症になるのではなく、脳の言語に関連するネットワークが障害されたら失語症になります。
そして、認知症の診断基準の1要素として言語機能の有意な低下として失語症があります。
《認知症に随伴する失語症の進行》
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