見習い農家(?)の作業日誌~その9~ 栽培方法について
どうも、見習い農家(?)こと、ヤスです
前回くらいの記事に少しだけ【栽培法】の話を書いたので、今のところ主流な栽培法である、
「慣行栽培」と「有機栽培」
この2つの栽培法について分かる範囲でザっと簡単に書いていこうと思います。
良かったら読んでいってください(*‘ω‘ *)
※結構、法律などが細かく変わっていってるので、間違えてる所があれば申し訳ないです(*- -)(*_ _)ペコリ
まず初めに慣行栽培から
慣行栽培というのは国内のほぼ全ての農家さんが行ってる栽培方法で、読んで字のごとく「慣行」昔から行われてる栽培方法ってことです
どのくらいの割合で行われてるかと言うと
「日本の農家さんの99.5%は慣行栽培です」
もう、ほぼ全てですな(; ・`д・´)
具体的な栽培方法は、種から言えば「F1品種」や「化学肥料」や「化学農薬」の使用方法を守り、法律の範囲内ならOKってやり方です。
なので、野菜を植える前に「殺菌剤」を入れたり、虫が発生した際の「殺虫剤」、雑草を生えないようにする「除草剤」、これらも全て「農薬」扱いとなります。
細かい事を言えば、トマトに実を成らすための「着果剤」、コレはホルモン剤なのですが「農薬」に当てはまります(多すぎてややこしいっすな)
次に有機栽培について
最近(?)よく聞く有機栽培とは、「収穫前の3年以上、化学合成された肥料・農薬」を一切使わず「有機資材の使用のみ」で栽培された作物です
ちなみに「日本の有機栽培の割合は0.5%です」
圧倒的少数ですな(ちなみに、有機栽培もオーガニックもビオも全て同じ意味です)
具体的な栽培方法は、種も「有機種子」で、堆肥・肥料も「有機100%」と表示された物や、「農薬」を使用する際も「有機栽培使用OK」と書いている物しかダメって事です(そうさ~♪100%有~機♬)
細かく言うと、肥料袋に「有機資材配合」って書いているのはNGなんです
理由は「有機資材以外の物が入っているので」と言う事です
(そこまで徹底してるって事ですな)
そして、ここまで色々書きましたが一番大事な事は、
「有機JAS認定」
を受けて合格していなければ、作物に表示した場合は法律で罰せられます
(第三者機関は厳しいらしいですよ、奥さん)
ちなみに、審査も毎年あるそうですな
※ちなみに、慣行栽培も有機栽培も同じですが、栽培履歴を提出しなければ作物を引き受けてくれない所が大半なので、栽培履歴で使用している肥料や農薬の名前・使用量・農薬検査・法律でチェックするという感じです
どちらの栽培方法が良いの?
正直優劣はないと思っています、どちらにも良い所・悪い所はあります。
例えば、慣行栽培の良い所は「マニュアルがほぼ整っている」ところ。
これは圧倒的に強いですし、初めて作る人でも、本に書いてある通りにすれば、大体出来るので「安心感」が半端ないですよね
逆に悪い所は、「コストがかかる事」
例えば、堆肥+肥料+農薬(殺菌剤・殺虫剤・除草剤など)
悪い菌・虫・雑草の種類は星の数ほどいますし、その対策の費用+時間を考えると結構痛いですよね(;´・ω・)
・次に有機栽培の良い所は「差別化を図りやすい」
認証を取っていると作物に「有機」と付けれますし、企業に卸す人の場合は「わが社は環境の事を考えています(SDGs的な)」事を言えたりします
※あとは「病害虫に強い」ことで、これは栽培コストを抑えることも出来る可能性があります(理由を話すとメッチャ長くなるので割愛します)
逆に悪い所は、「栽培方法が難しい・手間がかかる事」
当たり前かもですが、慣行栽培と違って制限が多いので、病気や虫の発生に素早く気付く必要がありますし、他には認定を受けるのにも費用が掛かります、その手間の分だけ販売コストも上がるので値段も少し割り増しされています
なので、どちらが良いと言われると難しいのですな(-ω-;)ウーン
一応、僕は最初から「ほぼ有機栽培」で栽培してるので、農家になった際は「有機栽培」で始めようと思っています。
「慣行栽培」した後に「有機栽培」に戻すのは結構大変なので、先に難しい方をやった方が良いと思いますから(有機から慣行にするのは簡単なので)
栽培法について色々簡単に書いていきましたが・・・
今回の記事だけで終わりそうにないですし、まだまだ長くなりそうなので、次回の記事で続きを書いていこうと思います
(雑な説明と内容を上手くまとめれなくて申し訳ないです)(*- -)(*_ _)ペコリ
と言う訳で、今回はこの辺りにしたいと思います
読んでいただき、ありがとうございました。
(@^^)/~~~バイバイ
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