カーボン・オフセットでSDGs ~消費者が環境や社会のことを考えて商品やサービスを選ぶ時代だからこそ~
ひと時、「エシカル消費」(倫理的消費)という言葉をよく耳にしましたが、極力、環境や社会に配慮してつくられた商品やサービスの購入に努めるなど、消費者が高い意識で「消費を選択する時代」となっています。
また、SDGs(国際社会全体が取り組むべき「持続可能な開発目標」)の目標12「つくる責任つかう責任」では、生産と消費のパターンを変えることにより、廃棄物や汚染物質の排出を最小限に抑えることを目指しています。
今回は「エシカル消費」と「SDGs」、それら双方に強くかかわる企業の取り組みとして押さえておきたい「カーボン・オフセット」についてご紹介いたします!
今すぐできるSDGsの取り組み。温室効果ガスを
「カーボン・オフセット」で相殺!
「カーボン・オフセット」とは、温室効果ガスの量を理解し、削減する努力を行った上で、どうしても減らせない排出量をクレジットで購入して相殺する(オフセット)ことを指します。
例えば、これを印刷に当てはめると、印刷過程で排出されるCO₂を印刷会社が算出し、お客様から「排出権料金」をいただく。その「排出権料金」により日本WPA(日本水なし印刷協会)を通じ、クレジットを購入することで、地球温暖化防止活動や企業のCRS活動に役立てることができるという仕組みです。
日本WPA(日本水なし印刷協会)を通じて「カーボン・オフセット」に対応している石川県の印刷会社はたった3社!(2022年2月)そのうちの1社が当社・能登印刷です。
お客様は「カーボン・オフセットにしたい!」とおっしゃっていただくだけでOK。排出権料金の計算や面倒な手続きなどはすべてこちらで承ります。
「カーボン・オフセット」の印刷物には、それを証明するバタフライマークとオフセットされたCO₂排出量が表示されます。
なお、2019年、東北楽天イーグルスが観客に「CO₂ゼロうちわ」を販売。うちわ1枚を購入すると、日本人1日分のCO₂排出量6kgを相殺できる「カーボン・オフセット」を利用したことがニュースとなりました。その他、大企業の事例は多数、横浜市など行政機関での取り組み事例もあります。
今後ますます注目されること間違いなし。「カーボン・オフセット」についてご興味・ご質問ございましたら、弊社・営業担当者まで何なりとご相談くださいませ。