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Grammarly入門:AI時代の英文校閲・英語の訂正


はじめに


私たちはグローバルな舞台で活躍する機会が増えています。そんな中、英語コミュニケーションの必要性は、以前より高まっています。英語を使う方々の中には、英語のオリジナリティやその文章に後々責任が出る場合と、それは質は高いに越したことはないが、仮にAIに書かせたとしても問題にならない場合があるでしょう。前者の場合は、AIを使って書くことに抵抗があるでしょう。一方で後者の場合でも、やはりできるほうがいいですし、仕事上卓越した人を見た場合見劣りするのは嫌だ、もっとできるようになりたいと思うかもしれないですね。
Grammarlyは、AIを活用した革新的ともいえる英語校正ツールです。単なるスペルチェッカーを超えて、文法、句読点、文体、さらには文脈に応じた適切な表現まで、幅広くサポートしてくれます。今回はこのパワフルなツールの基本機能と使い方を詳しく解説していきます。

Grammarlyの基本機能

Grammarlyの核となる機能は、文法、スペル、句読点のチェックです。入力された文章を瞬時に分析し、潜在的な問題を指摘します。例えば、「We really appreciate to your decision of major revice for our manuscript.」という文を書いたとすると、


というように提案します。
さらに、文体や語彙の提案機能もあります。同義語の提案や、より自然な表現への書き換え提案など、単に「正しい」英語だけでなく、我々英語非母国語の人にとってより向上した表現へと導いてくれます。
Grammarlyの大きな強みの一つは、様々なプラットフォームで使用できる点です。ウェブブラウザの拡張機能として、Microsoft Officeのアドイン、デスクトップアプリ、さらにはスマートフォンアプリとしても利用可能です。

いま書いているさなかから

すでにGrammarlyのアラームが出ています笑

これにより、メール作成時やSNSへの投稿時など、あらゆる場面で利用できます。

Grammarlyの始め方

Grammarlyを使い始めかたです。公式ウェブサイト(www.grammarly.com)にアクセスし、無料アカウントを作成します。メールアドレスとパスワードを入力するだけで、すぐに利用開始できます。
無料版と有料版(Grammarly Premium)の違いは意外と大きいと思います。無料版でも基本的な文法やスペルチェックは利用可能ですが、有料版ではより高度な文体のアドバイスや、盗用チェック機能などが追加されます。学術論文や重要なビジネス文書を扱う場合は、有料版の導入を検討する価値があると思います。
デスクトップアプリも非常に便利です。ドラッグ&ドロップで文書をチェックできるほか、システム全体で英語のサポートを受けられます。特に長文の編集や、オフライン作業が多い場合におすすめです。

Grammarlyの基本的な使い方

Grammarlyの使用は直感的で簡単です。テキストを入力またはコピー&ペーストすると、自動的に分析が始まります。問題のある箇所は赤や青の下線で示され、クリックすると詳細な説明と修正案が表示されます。


修正提案を見る際は、単に受け入れるだけでなく、なぜその修正が必要なのかを理解することが重要です。Grammarlyは各提案に対して簡潔な説明を提供しており、これを読むことで英語力の向上にもつながります。
また、Grammarlyは単なる誤りの指摘だけでなく、文章全体の評価も提供します。明快さ、魅力度などの観点から総合的なスコアが示され、どの部分を改善すべきかが一目で分かります。

まとめと次回予告

本記事では、Grammarlyの基本機能と使い方について解説しました。AIを活用したこのツールは、英語ライティングの質を大幅に向上させる可能性を秘めています。しかし、重要なのは、学習のための「アシスタント」として捉えることにとどめることが我々のスキルの向上に役立つと思います。

ところで、AIも英文を直してくれますね。どちらが便利なのでしょうか。それについてもご紹介します。

参考


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