社長通信Vol.64 僕が会議で気をつけている3つのこと
三星グループの皆さん、いつもお仕事ありがとうございます。
まん延防止措置もなかったせいか、4月は岐阜羽島への来客が多かったです。
4/28(木)にはTAKIBI & Co.と題して、ベンチャー×アトツギの新規イベントも開催しました。三星毛糸オフィス&サ庭に40名以上の参加者が集まり、大盛況でした。(イベントの様子は後日動画でシェアします。)
世の中は動き出しています。気を緩めると、すぐに世の流れに取り残されてしまいますので、どんどん自分たちから仕掛けていきましょう。
僕が会議で気をつけている3つのこと
最近、社外でファシリテーター(会議の司会者みたいな役割)をお願いされることがちょくちょくあります。
「上手だね」と褒めていただくこともまぁまぁある(自慢)ので、今回は僕が会議で気をつけていることを、いくつか紹介してみようと思います。
【前提】会議って放っておいたら上手くいかないもの
そもそも会議って何のためにやるんでしょうか?
意思決定だけなら、リーダー1人でもできますよね。
わざわざ複数の人で集まるのは、
1人では気づけない課題を抽出し、1人では思いつかないアイデアを生むため
チームで働く上で、メンバー全員で共通認識を持ち、気持ちを1つにするため
かなと思います。
とすると、リーダーが自分の考えを押し付けて、メンバーがそれに従うだけだったら、意味のある会議とは言えませんよね。一方で、メンバーが自分勝手に自分の意見だけを主張していたら、そもそもチームとして成り立ちません。
ここで、必要となるのが「ファシリテーション能力」です。簡単に言えば、「いろんな意見を引き出し、さまざまな角度から比較検討し、一つの方向性にまとめるチカラ」です。
三星グループでも、最近は様々な会議があると思います。これを読んでくれているあなたも会議に出席したことがあるでしょう。
これまで、良い会議と悪い会議の違いを意識したことはありますか?そこまで考えたことがある人はあまりいないんじゃないかなと思います。
また、どうやったら良い会議にできるか、「自分の意見を言うこと以外」で行動したことがあったでしょうか?なかなかできることじゃないですよね。
それもそのはず、学校でも会社でも、「会議のやり方自体を教えてもらうことってほとんどない」んですよね。つまり、会議って放っておいたら上手くいかないものなんです。
僕が会議で気をつけている3つのこと
以上を前提として、僕が会議の際に気をつけていることを振り返ってみると、下記の3つのポイントが大切かな、と思います。
まずは次の会議で、一つでも良いので試してみてくださいね。
【余談】で、どうやったらファシリテーション能力を得られるのか?
興味を持った人は、ファシリテーションについて勉強してみたいと思うかもしれません。
ファシリテーションはビジネスの基礎スキルなので、様々なビジネス本も出版されていますし、インターネットにも書かれています。
個人的にオススメなのは、テレビのバラエティ番組で司会者の動き方を観察することです!クリーム有田さん、ロンブー淳さん、麒麟川島さんなんかは本当に上手だなって思います(^^)
東京レインボープライド公式動画に三星グループを取り上げていただきました
三星グループにある自販機といえばチェリオ!ということで、「LGBTQ支援に向けたチェリオグループ×三星グループのコラボレーション」について、15分程度の動画を作成いただきました。
元フェンシング女子日本代表で、今は二児の父親である杉山文野さんを岐阜羽島にお招きし、一企業が日常的にLGBTQを支援することや、そこから生まれる企業文化についてお話しました。
15分程度と少し長いですが、ぜひ皆さんも見てみてください!!
長めのあとがき:HomedoorのNHKプロフェッショナル社内上映会を開催しました!
社長通信vol.59にも書きましたが、僕はHomedoorというホームレス支援団体の理事(会社で言うと取締役みたいなポジション?)を務めています。
そのHomedoorの代表・川口加奈さんが、先月3/15に、NHKの「プロフェッショナル 仕事の流儀」に出演されました!すごい!
そこで、社内有志で上映会を開催してみました。参加者からのコメントをいくつか紹介します!
リアル(現実)を知ることから、始まる
「最初に『ホームレス支援』とだけ聞いたとき、ネガティブな印象でした。でも中身をちゃんと知っていくと最初に抱いていたネガティブな感情はなくなりました。」
「川口さんの活動については先日自社ブランドで行ったHomedoorへの寄付活動に伴い、ホームページや書籍で知っていましたが、実際に行っている風景などを目にすると、その内容をよりリアルに感じることができました。」
寄り添うことの大切さ
「相手のことを責めず、自分の意見も押し付けない、相手の意思を尊重しながら、できることを支援していく姿はとても尊敬できました。活動にゴールはなくても意思がはっきりしているからこそ、続けられるんだなと思いました。」
「何に対しても上辺で判断することなく、まずは知り、相手がどんな意思を持っているか聞くことが大事だと改めて感じました。」
目の前のサポートだけにとどまらない
「困っている人に対して、支援の手を差し伸べるだけでなく、自立を目的とし、働く場や環境を設けるために、なにが必要かを検討して、それを実現(シェアサイクルや部屋など)しているところに驚きました。」
「『ホームレス支援』その言葉から思いうかぶのは、衣食住のサポートをすることだけなのかと思っていました。しかし実際の活動は、社会復帰をめざしている人を導きサポートしていくことで、並大抵の努力では成しえないことだっただろうと思います。」
自分について考えるきっかけに
「『仕事』に対しての考え方、そこで働く意味や自分の意志がどうなのか考えるきっかけになりました。」
「プロフェッショナルとは?という質問に対して、川口さんが『ゴールがなくても最善最適最高を求められる人』と言っていたことからも、目先のことではない目的をしっかりと見て、日常に向き合っていることを感じた気がします。それができるからこそ川口さんはプロフェッショナルなんだなとも。自分は何のプロフェッショナルになりたいのか考えるいいきっかけにもなりました。」
この気づきを、より多くの人に知ってもらいたい
「十代の頃から活動している川口さんも素晴らしいし、『社会に良さそうなことをしたいのか?社会を変えたいのか?』と問う外国の学生もすごい。そして、このような問いにも自分なりに結論を出しているからこそ、親切の押し売りではない寄り添う支援を長年に渡って続けられているのだろうと思う。」
「『社会を変えたい』という言葉はとても重く、意味深く、それを成しえていることに凄さを感じました。この活動が多方面で認知され、支援の輪が広まればいいなと思いました。」
見てみたい人は、総務部にお問い合わせを
すでに再放送も終わっているので、見たい人はNHKのネットで会員登録すると見ることができます(有料)。
または、会社でDVDを保管しているので、総務部に問い合わせてくださいね!希望者が多ければ、また上映会やるのも良いかもしれません。