社長通信Vol.84 2024年はMAZEru!!
年末は中一の息子とスキーに行ってきました。
ちょうど一年前に被害に遭った交通事故(100%相手の過失)で首がまだ痛いのですが、なんとかかんとか楽しく滑ってきました。
*2023年前半は何をやるにも首が痛く、腕が痺れて、本当に最悪でした。まだ完治はしていませんが、だいぶ回復 & 相性の良い薬が見つかって良かった…
まだまだ若い者には負けんぞ!って気持ちもありますが、一方でぐんぐん成長する息子と一緒にまざって遊べるのは、これまで自分が味わってきたのとは違う体験。まぜる…これは2024年のキーワードになりそうです。
2024年はMAZEru!!
三星グループでは、2012年から毎年のテーマを一言に結晶化して発表しています。
今年は大晦日ギリギリまで悩んだんですが、MAZEru 2024としたいと思います。
既存社員と新入社員をまぜる
年末の納会で「2023年は既存社員と新入社員が交じり合い、良い循環が生まれた一年だったな」と感じました。この上昇気流を活かして、2024年も事業拡大をしていきたいと考えています。
ただ、三星毛糸も三星ケミカルも高齢化は進んでいますので、働きたい人はいつまでも働けるよう環境整備をしつつ、中途新卒問わず、積極的な採用を進めようと思います。
その際、目の前のスキルばかりを偏重するのではなく、しっかりとカルチャーフィットを重視して採用プロセスおよび定着サポートをしていくつもりです。
・プロフェッショナルとして働こう
・チームワークを大切にしよう
・ワクワク生きよう
という3つのバリュー(価値基準)を改めて大切にして、まぜまぜして行きましょう!
ものづくりにデジタルをまぜる
ひつじDXプロジェクトにより、三星毛糸のDXはぐぐっと進んできました。2024年も継続して、デジタル活用による生産性改善とビジネス拡大にチャレンジしたいと思います。
また、三星ケミカルでも自動化/自働化を最優先課題として、投資を続けていきます。待ったなし!
↓年末に出たひつじDXの記事です。
社内と社外をまぜる
アトツギ×スタートアップ共創基地TAKIBI & Co. 【タキビコ】も2023年7月7日のキックオフから半年経ち、いくつかの共創事例が出てきました。また、どんな大企業だとしても、社内ばかりに目が向いていてはイノベーションは起きないということも見えてきました。
新しいプロジェクトですので、もっと良くできる点や、まだまだ試したい事が多々あります。2024年もしっかりとクロッシングコミュニティを盛り上げていきたいと思います。
*リモート複業も含めて、事務局メンバー募集してます。詳しく聴きたい方は三星毛糸にお問い合わせください。
↓年明け一発目のタキビコイベントは全国から注目アトツギが集まります!
馬瀬川で新しい事業を立ち上げる
最後はちょっとダジャレですが、岐阜県下呂市にある馬瀬川(まぜがわ)流域で、新しい事業を立ち上げるべく準備をスタートしています。
この地に三星グループの保養所ができて30年近く経ち、新しい活用方法が必要となってきた中、インバウンド等の成長領域でチャレンジしてみたいと考えています。
地域の尊厳と地域への尊敬がまざる…こんなコンセプトを思い浮かべながら、いろんな方からいろんな角度でお話を伺っています。
2024年中には何らかのカタチを具体化できればと思っています!乞うご期待!
ひつじサミット尾州が天然繊維特別賞を受賞しました!
私が代表発起人として尾州産地のアトツギ10名と一緒に立ち上げた「ひつじサミット尾州」が、繊維・ファッション業界最大の専門紙である繊研新聞の「天然繊維特別賞」を受賞しました!
メェっちゃ🐑メェでたい🐑メェルシー🐏
コロナ禍の中、「少しでも前向きなことを共に」という気持ちでがむしゃらに始めたチャレンジを認めていただき、嬉しいです。繊研新聞さん、ありがとうございます!
2024年は10/25(金)〜10/27(日)の2.5日間に開催します。三星毛糸としても新しいコンテンツを企画すると共に、他社との相互見学から担い手育成に繋げていければと思います!
コラム:「傍観者効果」に気をつけよう
先日、「IT系コミュニティをタダ飯狙いの不審者からどう守るべきか。あるイベントで発生した深刻な事案と提言」という記事を読んでいて、「傍観者効果」という言葉を初めて知りました。
簡単に言うと、「自分以外にもたくさん人がいる場だと、一人一人が『問題が起きている』と気づいたとしても、誰も解決の為の行動を起こさない」という集団心理の一つだそうです。
社会心理学では、この傍観者効果は下記3つの理由から起こると言われています。
これを仕事に当てはめてみると…ゾッとしますよね。
例えば、職場のゴミにみんなが気づいても誰も掃除しないと言った小さなレベルから、パワハラやセクハラのような個人の人生を台無しにするものや、品質偽装の常態化のような事業存続すら脅かしかねない大きなレベルまで、どれも直接的な原因は別だとしても、傍観者効果が起きていなければ早急な改善や防止ができたはずです。
この傍観者効果の発生を予防するためにも、
という企業文化(コーポレートカルチャー)をしっかりと醸成していきたいと思います。
新年いきなり怖い話で恐縮ですが、調子の良い時ほど問題は起こるもの。しっかりと気を引き締めていきましょう!