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音と匂いと見積もりと




2021年の後半は、

見積もりからスタートした。

この2ヶ月は見積もりしかしていない。

そう思うほど充実した見積もりライフだ。

順番にあげてみる。


・札幌から釧路へ引越しの見積もり

・テレビの室内アンテナの見積もり

・雨漏り修理の見積もり

・屋根のリフォームの見積もり

・屋根のテレビアンテナ移動の見積もり

・車の冬タイヤ交換の見積もり



ほかにもあった気がするが、

これで充分だろう。見積もり過ぎだ。

今年の漢字一文字。

年末恒例、京都で行われるあの行事。

ないとは思うが、万が一に今年の年末、

私にあの大役がまわってきてしまったら、

激動に次ぐ激動のこの一年に想いを馳せ、

ほとばしる情熱と感謝の念を筆に込め、

あでやかに、なめらかに、雅やかなまでに、

『見積』の二文字を書きあげるだろう。

歴史を変えてしまう自信がある。

だからオファーしないでいただきたい。



見積もりというのは、

うまくいくときもあれば、

そうじゃないときもある。

そもそも見積もりそのものを、

ドタキャンされることがある。

ということもはじめて知った。

いったいどうしたのだろうか。

来るはずだった人が来ず、

電話の返事もこない。







でも大丈夫。



先日、友人とパンをもりもりかじり、

コーヒーをすすりながらいい話をした。

いやー、今日はだいぶしんどかったなー

そんな1日の終わりでも、

お気に入りの音楽と匂いに包まれれば、

2割ほど体力が回復するというものだ。

回復した貴重な体力で、

好きなことをする時間がもてる。



数日前、

同じようなこと書いた気がするが、

そのときは音楽だけだったと記憶してる。

そこにもうひとつ、匂い。

これが想像以上のチカラを発揮した。

相性が劇的によかったらしい。

お気に入りのジャズのオムニバスCDと、

ずっと気になっていて購入したばかりの、

ファブリーズナチュリス(ロ-ズ&ゼラニウム)。

どうしてもっと早く試さなかった自分。

悔やまれてならない。



心地いい音楽と匂いに身をゆだねる。

ん。きもちがいい。いい。

いいのだけど、もしも明日、

ドタキャン業者から連絡があったら、

なんと言えばよいのだろうと、

やや気をもんでいる。




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