植物性のヨーグルト
アメリカで市場に出回っている植物性ヨーグルトはココナツ、アーモンド、大豆を原料にしたものが中心です。口当たりが良いのはココナツ、蛋白質が多いのはアーモンドと大豆です。yogurtではなくyogurt alternativeと書いてあるのは、酪農業界が圧力をかけてyogurtという名称を禁じているためです。
植物性のヨーグルトはちょっと前まで豆の味が強くて食べられたものではありませんでしたが、最近出回っているものはとても食べやすくなり、牛乳アレルギーの子供のおやつにも喜ばれています。
乳製品は動物の肉ではないのですが、牛乳を採るためには牛に子供を産ませる必要があります。生まれた子供に授乳したら商売にならないので、乳牛にならない牡牛は親から離して人工栄養を与えられ、成長する前に殺されて肉になります。乳牛に次々と子供を産ませ、生まれた子牛を親から引き離して殺し続けないと酪農は成立しません。チーズもバターもヨーグルトもできません。
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