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#ファッション 記事まとめ

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ファッションデザイナーやブランド、サービスについての考察、コラムなどをまとめていきます。 無料部分でも十分記事が読める有料記事、読み物として面白い宣伝記事は、入れていきます。
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2022年10月の記事一覧

【現代の絵師!】安野モヨコが着物をつくったら?|「七緒」インタビュー

江戸時代の吉原を舞台にした花魁の物語『さくらん』をはじめ漫画家・安野モヨコさんが描写する着物の美しさには定評がある。 「着物の文様を描くのが純粋に好き」という安野さんが 、最近夢中になっているのが、自分のための着物づくり。 しかも、素材に選んだのは、意外や意外!ポリエステル。 "本気"の制作作業の一部始終、ぜひ、見せてください! インタビュー・文=吉永真由美 安野さんと着物の付き合いをひもとけば、幼少期に遡る。 当時、一緒に暮らしていたお祖父さまは、 紳士服のテーラーを生

日本ヨーロッパ紀行①◆直径数センチメートルの「歴史」を訪ねる。

モーツァルトの愛した〇〇をこの目で見たい 初秋。ネットで次のお出かけ候補地をあれこれ検索していたら、東京・谷中の住宅街に古今東西のあらゆるボタンを扱ったギャラリーがあると知り、ちょっとした衝動にかられた。 「モーツァルトの愛した”赤い服”のボタンをこの目で見たい!」 モーツァルトの肖像画の中で一番に有名なものといえば、モーツァルトの死から21年後の1812年、チェコの画家バーバラ・クラフトによって描かれたものだろう。この女性が描いたモーツァルトが、あまりにも(きっと本人以上

マウンテンパーカーにショートモッズ…+Jが無くなっても大丈夫!なコスパMA-1も!秋→冬の良作アウターをセレクトショップオリジナルから厳選して紹介!【レポート】

 先月発売のユニクロUも、先週発売のユニクロ×JWアンダーソンも、良いアイテムはありましたが、イマイチ欠けていたと思うのが…アウターです。 何でも値上がりしている今年、+Jも無いし、どうしたものか…と思っていたのですが、バッチリコスパ◎のアイテムも見つけていますからね。 もちろんコートやダウンジャケットなど本格冬アウター特集もやりますが、その前に秋から冬に掛けてアウターを紹介しておこうと思います。 案外、今時期着るもの無い!と困っていませんか? 今回は厳選・良作揃いで

【29歳独身女】Zoffの調光レンズを推す

こんにちは。 おちょぼでございます。 もうすぐ10月も終わりますね。今月末で現職を退職し、11月から新しい職場が待っているおちょぼは、程よい緊張感を持ちつつ、最後の週がスタートしました。11月から良いスタート切るぞ・・・! そんな感じで、今月の節目として何か自分にプレゼントを買いたいなということで、2本目になるZoffの調光レンズメガネを買いました。 今年のはじめに、はじめて調光レンズタイプのメガネを新調したんですが、まあこれが便利なこと!気づけばほぼ毎日使用している

今、この瞬間。に集中するシルバーアクセサリーづくり

こんにちは、松島小百合です。 みなさんはものづくり、お好きですか? 私の2022年を振り返ると、ものを作ることが大きな喜びのひとつでした。 完成したものを見るのはもちろん嬉しいのですが、とにかく集中して作業に取り組む時間自体がものすごく贅沢なことなんだと感じています。 陶芸や螺鈿細工、編み物など様々なことに挑戦しましたが、今回は今年の7月から通い始めた「銀粘土教室」について書いてみたいと思います! 愛知県犬山市で開催されているROVAROVAさんの銀粘土教室は、月に一回通っ

捨てられる洋服に再び光を。廃材から生まれる新しい価値

中学3年生の頃に同級生の影響で洋服の魅力に取り憑かれ、今に至る(41歳)までに体験した『洋服』をはじめとした『モノ』にまつわるアレコレ。 自分の価値観を形成するうえでターニングポイントとなった『私と"モノ" との記憶』いわばモノにまつわる物語を書き綴る日記。 これは、 『おすすめアイテムの紹介』ではない。 『私物紹介』でもない。 読んだあなたが、少しでも洋服を好きになるきっかけ、自分の使う道具を愛らしく感じてもらえるようになれば嬉しい。 :Episode.59 『P

ユニクロUの新デニム、スタイリングでハネるセレオリのベージュデニム…この秋のコスパデニムをレポート!【レポート】

今回他にもコンテンツを同日に公開しておりますので、そちらもお見逃しなく! ユニクロUの定番・セルビッジレギュラーフィットジーンズ、今季はよりワイドなデニムになりました!ユニクロ×ヘルムートラングを買うべき人とは? セルビッジレギュラーフィットジーンズ    相変わらずハイレベルなユニクロUのデニム。 本当にウール100のニット、コーデュロイ、そしてデニムはユニクロの十八番ですよね。 ただ注意点としては、前期ユニクロU22SSまでのレギュラーフィットジーンズとシルエッ

あの時出会った、仕立て屋さんみたいになりたくて

いま、私は毎日服をつくっている。 デザインを考えて、それをパターン(型紙)にして、布を裁断して縫って形にする。 その過程は、それぞれ工程により頭も身体も違うところを使うけれど、一貫しているひとつの道筋でもある。 そのすべてを自分でもできるようになりたくて、この道を選んだ。 ラオスで暮らしていた時のこと。 街を歩いていると、ところどころにミシンが見える。そこでは仕立て屋のお姉さんが、ミシンを踏みながら、様々な服をつくっている。 主に作っているのは、ラオスの伝統衣装で