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#ファッション 記事まとめ

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ファッションデザイナーやブランド、サービスについての考察、コラムなどをまとめていきます。 無料部分でも十分記事が読める有料記事、読み物として面白い宣伝記事は、入れていきます。
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2022年3月の記事一覧

落ちても落ちても

今の事務所に入って数ヶ月。めちゃくちゃ新人のとき。ショーのモデルとして初めての、東京コレクション(Japan Fashion Week)のオーディションが入りました。 「ファッションというよりはコンサバティブなモデルの仕事を目指してほしい」と言われていたところですが、"物は試し"ということで、初回は様々なブランドのオーディションを受けさせてもらいました。 受かったり落ちたり…その中でも、落ちたときにかけられた言葉でとても印象的なものがありました。今回は、そんな周りの言葉に

Z世代に「平成レトロ」ブーム 

先日の娘の中学卒業式前日にLineで娘から「明日はエモい写真撮りたいから“写ルンです”買ってきて!」と送り付けられたので、仕事帰りにヨドバシカメラにいくと、なんと「人気で今は取り寄せです!」とのことでした。 偶然街中のカメラ店で在庫を見つけて、思い出の1日をエモい写真で飾れてほっとひと安心でした。 そう、“写ルンです”は私たちの世代がスマホが普及する前に使っていた「昭和アイテム」です。 「ブームは繰り返す」という言葉を実証するように、昭和・平成のアイテムやファッションが

9割に否定された「ファッションレンタル」のサービスが7年で黒字化、売上28億円に。会員70万人「エアークローゼット」の裏側と「新しい習慣」を生むサブスクのつくり方

ファッションレンタルの「airCloset」さんを取材しました。 airCloset(エアークローゼット)について教えてください。天沼: 月額制のファッションレンタルサービスです。35万点以上のアイテムから、プロのスタイリストが選んだお洋服を、1回に3着お届けします。 2015年にスタートして、会員数は70万人(無料会員含む)、これまでに400万を超えるコーディネートを、ひとつひとつお届けしています。 エアークローゼットはどんな経緯で生まれましたか?天沼: もともとは、

わたしの靴下日記📝

こんにちは、ひなたぼっこです。もうすぐ春ですね! 私は最近、iPadを手に入れました。 1月中旬に注文して、届いたのが3月初め。首を長くして待っていたので、開封の瞬間はとても感慨深かったです。それからは、暇さえあればずっとiPadを触っています。時間を忘れて作業しちゃうので、気づいたらいつも肩バキバキです…! 〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜 ということで、今回のnoteは、手に入れたばかりのiPadでイラストを描いた「私、ひなたぼっこの靴下日記」です。 〜〜

無名の染物屋が、なぜパリのブランドとコラボしてジャケットを作れたのか。

私たちは、岩手県一関市に、大正七年から100年以上続く染物屋です。 普段は民俗芸能の衣装や祭り半纏、手拭などを受注生産しており、海外への販路開拓など未経験。ましてや、ファッションの都パリとは縁遠い存在でした。しかし、そんな田舎町の染物屋が、なぜ海外進出できたのか。 数回に分けて、お伝えできたらと思います。 考えた通りの未来になるそもそも、なぜ海外に販路を開拓しようと思ったのか。国内でも私たちの仕事を届けられていないお客様がたくさんいるのに、わざわざハードルの高い海外で勝負し

ファミリーマートで買える、コンビニエンス ウェアがいい感じ!

こんにちは、しきです。 去年から、ファミリーマートでなんか良さげなアパレル製品が売られているのにお気づきでしょうか? コンビニエンス ウェアというブランドネームで、インナーや靴下などの商品が展開されています。 だいたいの店舗で、入り口付近の目立つ場所に陳列されているので、目にしたことがある人も多いと思います。 出先でストッキングが断線しちゃったから間に合わせで買うとか、ハンカチ忘れちゃったから取り急ぎ買うとか、そういうピンチヒッター的な感じでコンビニに駆け込んで購入すること

靴のために服を着る話

椎名林檎パイセンが「わたくしのファッションはすべて靴のために」みたいなことを言っているインタビューを見た記憶がある。 靴のために服を選んで着ている、みたいなことをクーカイのワンピースのお写真と共に雑誌か何かで見た。 クーカイ! もう日本にないらしい! 嗚呼1990年代!自分の記憶に震えている。さっきまで覚えていることさえ気づいていなかった。 ⇩とりあえずこれを再生しながら読んでくれ。クーカイを思い出すから。 パイセンが何を言っていたのか、当時の私には分からなかった。

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