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#ファッション 記事まとめ

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ファッションデザイナーやブランド、サービスについての考察、コラムなどをまとめていきます。 無料部分でも十分記事が読める有料記事、読み物として面白い宣伝記事は、入れていきます。
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2022年2月の記事一覧

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ジェニーのファッションコーディネートゲームの思い出

ドレスは学問に貢献できるか?

わたしの活動が、なんと論文に掲載されました。 ドレスの仕事をしながら通信制大学に通うわたしですが、「論述」は大の苦手。このnote上でも、たびたびそのできなさっぷりを披露してきました。そんなわたしが、なんと論文デビューです。といっても、自分で書いたのではありません。 なんと、わたしのドレス活動が、学生さんの卒業論文に掲載されたのです。論文タイトルは「ウェディングドレスから見るファッションの消費文化」です。 掲載された論文の内容について読みたい方は、目次から「ウェディング

あの時の衣装が企画

いつからか洋服を作ることが、自分の習慣になりつつあります。 裁縫であったり特別な技術があるわけではないので、 正確に言えば、布を選んで、形を決めて、友人のデザイナーと相談し、 ああだこうだ言って身に纏うところまでです(それは作るに入るのか?)。 誰にどうセンスを否定されようと、 世界で1点自分のために作られた、自分が身につけるためだけの洋服というのは、 存外気分のいいものであって、いかなる時でも自分の気持ちを底上げしてくれます。 あまり忙しくないな、と、時間の余裕がある時、

チョコレートは着るものです。

数年前のある日「わたし、ウィリー・ウォンカになりたいんです」という女性から、衣装づくりの依頼を受けました。(わたしの本業は、オーダーで衣装やウェディングドレスをつくるドレス作家です) ウィリー・ウォンカとは、ジョニーデップ演じる「チャーリーとチョコレート工場」の工場長。これがまあエキセントリックで不気味なチョコレート工場で、ダークファンタジー好きにはたまりません。 この映画のイメージで、チョコレートの衣装をつくってほしいそうです。しかも、板チョコをまるごと、そのまま着たよ

世界初の「衣服の廃棄禁止令」とは?

フランスで2022年1月1日に世界初の廃棄禁止令「廃棄禁止及びサーキュラーエコノミーに関する法律」が施行されました。 これによって、 ・商品が与える環境への影響の表示義務 ・食品以外での売れ残りの廃棄を原則禁止 ・違反した場合は罰金 というルールが生まれ、またサステイナブルな取り組みを支援するファンドの創設などもスタートしています。 ファッションの第一国、フランスから始まった第一歩。 フランスの他にも、オランダでも2023年から導入され、スウェーデンも2024年1月から施