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#スタートアップ 記事まとめ

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スタートアップが手がけたnoteが集まるマガジンです。スタートアップが読むべき、知るべきnoteも選んでいきます。
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2022年8月の記事一覧

【クリエイターの法務】AI技術と著作権法

midjournyなどのAI技術をもとにイラストを作成することが少しトレンドに上がっていましたが、ここ数日でトレンドに上がっていたのが、mimic(ミミック)というAIを使用したイラストメーカーサービス。 自身のイラストをAIに学習させ、その学習したイラストの作風でイラストを作成するというもので、利用規約としても自身のイラストを使用するものとし、他人のイラストを用いることは利用規約違反となるとの案内がされていたものです。 これについて、他人の不正使用を防げないと批判が上が

READYFORの伴走型ロジックモデル支援が、ソーシャルスタートアップの成長を加速させる理由

10年以上取引のない預⾦(休眠預⾦)を、社会課題の解決のために活⽤する制度「休眠預⾦等活⽤法」。READYFORは休眠預金を実行団体に分配する資金分配団体(FDO)として、社会課題解決に取り組む実行団体の公募審査や資金助成を行っています。 また、ソーシャルインパクトを最大化するため、分配先に選ばれた団体に対しては、ただ資金助成を行うだけでなく、事業運営のサポートや資金調達ノウハウの提供などの伴走支援を行ってきました。 そうした伴走支援をさらに強化するために、2022年1月

月間800件のユーザーフィードバックから学習したら評価4.83になったアプリの話

新規事業開発室の本澤(ほんざわ)です。 2022年8月19日に推し活アプリ「Oshibana」に関する数字(2022年7月末時点)を公開しました。現時点でPM/事業開発として大切にしていることについて紹介します。 🌸「Oshibana」とは? 「Oshibana」は、推し活を通して「今日も生きてて幸せ」な状態をサポートするアプリです。推す側の立場から「推し」や「推し活」について考え、ユーザーと一緒にサービス開発を行っています。 🍎App Storeでのレビュー数が5,

ARR19億円を突破した「FORCAS」が語る顧客を2つに絞って売上が大きく伸びた話。ユーザー起点の「コンセプト変更」で解約率が大きく下がったワケ

ユーザベースさん運営のSaaS「FORCAS」を取材しました。 「FORCAS」について教えてください。田口: FORCASは、顧客戦略をつくって実行して、効果測定ができるツールです。2017年にリリースして、ARR(年間経常収益)は19億円を突破しています。 例えば、既存顧客の企業リストを読み込むと、そこから分析して特徴を抽出できたり、様々な条件で企業を分析できたりします。 もともとは「ABM」と呼ばれる、アカウント・ベースド・マーケティングを強く支援するツールとして

スタートアップ戦略に本気で取り組みます!Team Tokyo Innovation 始動

先日発表した「シン・トセイ加速化方針2022」で、私たちは「庁内横断のチームでスタートアップとの協働を更に推進します」と宣言しました。 2022年8月26日、本日より、東京都とスタートアップとの協働は新たなステージに突入します。 まず、これまで都庁内の各局がバラバラに動いていたスタートアップ施策の窓口を一元化し、ワンチームで動いていくことにしました。 チーム名は「Team Tokyo Innovation」です。宮坂副知事を全体統括リーダーとして、新たに設置するスタート

解約される理由を深ぼって「継続率92%」累計1,000万食の「PETOKOTO FOODS」が語る、継続されるサブスクをつくるコツ。再開率が2〜3倍に伸びた施策

フレッシュドッグフードのD2C「PETOKOTO FOODS」を取材しました。 「PETOKOTO FOODS」について教えてください。大久保: 愛犬のための国産食材を使用した「フレッシュドッグフード」です。2020年に販売をスタートしたブランドです。 2020年にリリースして、販売食数としては累計1,000万食を突破していて、ARRでは5億円を超えています。(前年同月比でARRは8倍に) 特徴としては、初回からの定期購入モデルにもかかわらず「継続率が92%」と継続率が

Meety Diversity Policy『Belonging』策定への思い

こんにちは。カジュアル面談プラットフォーム「Meety」で組織開発を担当している五木田(ごきた)です。 Meetyは2022年8月22日に、Meety Diversity Policy『Belonging』を公開しました。 Meety Diversity Policy『Belonging』 プレスリリース この記事では、プロジェクトオーナーのわたしが、どんな思いを持って進めてきたのかを綴ります。また、DEI(Diversity, Equity, Inclusion)や

【資金調達リリースPR】20億円調達したスマートバンクの舞台裏〜業務委託の私がプロジェクトリードさせてもらった話〜

こんにちは!広報PRを中心にフリーランスで活動している、りんゆう(@yu_hayashi107)と申します。 複業先の1社である「スマートバンク」が、シリーズAで20億円もの資金調達を実施。今回、業務委託という立場ながら、全社として非常に重要な資金調達リリースのプロジェクトリードを担当させてもらいました。 ▽プレスリリースはこちら このnoteでは、スマートバンクの資金調達リリース時にプロジェクトリーダーとして、また、広報PR担当としてどのように向き合ったのか、具体的に

キャンプ・登山の商品情報サイト「EXPLAZA(エクスプラザ)」をリリースしました

株式会社エクスプラザの高橋一生(かずき) @vvxo と申します。 本日、100名以上のアウトドア専門家の口コミが集まる・チャット相談できる商品情報サイト「EXPLAZA(エクスプラザ)」をリリースしました。 EXPLAZAについて EXPLAZAは、キャンプ・登山の商品情報サイトです。プロフィールページを作成し、自分の好きなアウトドア商品の口コミを投稿できます。エキスパート(専門家)にはチャットで商品選びについて相談することもでき、欲しくなったらそのまま購入することがで

アメリカで始めたC向けスタートアップがSnapから出資を受ける

こんにちは、さっそ(@satorusasozaki)です。 世界中の人に使われるプロダクトを作りたい!と日本の大学を卒業後カリフォルニア・サンフランシスコに渡米し、押入れに住んで生活費を抑えたりしながらプロダクト開発していたのですが全然うまくいかない時間が長く続いていました。 そんな中去年、SnapchatやZenlyを運営する米SNS大手のSnapが選ぶスタートアップ10社に日本人として初めて採択されました。出資を受け、3ヶ月のプログラムに取り組む中で、社長のエバン・ス

SaaS+Fintechは第4世代のソフトウェアビジネスモデル

どうも、すべての経済活動を、デジタル化したい福島です。 本日は、LayerXが賭ける「SaaS+Fintech」という新しい潮流についての解説や我々の考えを紹介できればと思います。 この記事でもあるように「SaaS+Fintech」と特に相性の良い領域である支出管理のDXも関連してくる話です。 SaaS+Fintechは第4世代のソフトウェアビジネスモデルSaaS+Fintechという新しい潮流 「SaaS+Fintech」とは米国の著名VCであるa16zが2020年

新規受注額を1年で4.5倍にした「スクラムセールス」

皆さんこんにちは。株式会社cocoの高橋です。最近、弊社サービスの新規受注金額(アップセル含む)が1年で4.5倍にまで増えました。しかもこの間セールスの人件費は殆ど同じで、広告費も殆ど変えていません。単純な計算で1年で生産性が4.5倍になりました。 そこで今回、その成長の過程での弊社の工夫と改善の結果生まれたセールススタイル=「スクラムセールス」を皆様にご紹介します。 ※本記事は、2022年8月に公開され、2023年4月に内容を追記しています 全員・全顧客・全プロセス対

「SaaSって何?」からはじめる異世界事業戦略

はじめに2022年7月9日、カネコデラックスは3度目の寅年誕生日を迎えました。 その数日後、いわやん(弊社YOUTRUST代表 岩崎)のSlackにこんな書き込みが。 そうなんです。約1年ほど前にあたる2021年7月13日に、私カネコデラックスは、YOUTRUSTへの転職の意思決定をしたようです。サイバーエージェントに勤めて10年、そして、35歳という節目に、新たな可能性にチャレンジしたいという意志を固めた結果だったのだと思います。 入社当時の想いはこちらの記事に。 せ

NESTINGの1年間ー試行錯誤のすべて

2021年5月頭にβ版の構想を発表し、2022年4月末に正式リリースしたデジタル家づくりプラットフォーム「NESTING」。事業の着想から1年が経ちましたが、ここまでいろいろなことがありました。 遅ればせながらNESTINGというサービスに込めた思いや、今日に至るまでにどんな葛藤や悩みを乗り越えてきたのかを、できる限りオープンに話したいと思います。 NESTINGは、理想の家を建てたいユーザーと、家を建てる役割を担う地域工務店との共創型の事業を目指しています。 今回はN