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#スタートアップ 記事まとめ

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スタートアップが手がけたnoteが集まるマガジンです。スタートアップが読むべき、知るべきnoteも選んでいきます。
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2021年2月の記事一覧

排泄予測デバイス「DFree」で、おむつ費の半減を目指します!

こんにちは。トリプル・ダブリュー・ジャパン株式会社の小林です。本日(2021年2月18日)で、当社設立からちょうど6年が経ちました。 ベンチャー企業の生存率が、創業から5年で15.0%と言われる中で、この壁を超えて設立6周年を無事に迎えることができました。 そんな節目の設立記念日に、当社は、おむつ費の半減を目指すために、介護施設における排泄ケアの最適化を総合的にサポートするDX(デジタルトランスフォーメーション)推進支援の専門組織を立ち上げることを発表しました。これにより、

heyのOriginalを探す旅 / 佐藤裕介

寄稿:佐藤裕介(ヘイ株式会社 代表取締役社長) E コマース、電子決済分野の素人だったわたしが、E コマース、電子決済事業を運営するスタートアップの CEO になってから3年が経過した。丸腰のわたしを会社のメンバーや顧客、株主など多くのステークホルダーが助けてくれて、事業規模は30倍、メンバー数も10 倍以上となり成長を続けている。3年間いちども会社のnote を書かなかったので3周年にかこつけてこれまで考えていたことをまとめてみたい。(まったくド素人の分野で CEO にな

資金調達の裏側とSHEのこれから

今日SHEから3度目の資金調達のリリースを出した。 今日のリリースを見て、資金調達ってなんかキラキラしてしているなーと思った方もいるかもしれないが、実際裏側ではひたすら泥臭く、しんどいことだらけだ。 みんな調達が終わった後の晴れやかな姿しか見せないので、外から見ている人はそんな大変さ微塵も感じないと思うが、きっと過去に資金調達を経験したことがある起業家ならば、みんな首がもげるほど頷いてくれるのではないだろうか。 今日は私が経験した今回の資金調達について、裏側のストーリーを

創業した会社がLINEに買収され、無事PMIも終えたところで退職します

FIVE というスタートアップを共同創業したのが2014年10月、そしてそれが LINE に買収されたのが2017年12月。企業買収後の統合(PMI)にも一区切りがつき、2021年1月末を最終出社として LINE 社を退職することになったので、退職エントリを書いてみようと思います。 これまでろくにインターネット上に記事を書いてこなかったため、自己紹介も兼ねています。 で、お前誰松本大介といいます。各種 SNS アカウントは daimatz という ID でやっています。

Instagramの再発明 - 「Dispo」特有の体験設計とは

こんにちは、アサヤマ(@taasayan)です。 巷で「Instagramの再発明」と言われてるアプリDispoを使ってみて、おもしろい体験設計だなと思ったことのメモです。 Dispo(ディスポ)とは?DispoはDavid Dobrikというアメリカのソーシャルメディアスターが作った新しい写真SNS。 disposable camera(使い捨てカメラ)を略してDispoという名前になっているようです。 既にアプリストアに公開されてる写真撮影機能のみのアプリとは違い

第1回 プレイドの上場準備・審査プロセスについて

はじめまして。プレイドでfinanceチームに所属している小島と申します。 先日CFOの武藤が書いた連載開始のお知らせに続き、僕が第一回を担当します。連載記事は、こちらのmagazineで公開していきます。 大成功に見えたIPO2020年12月17日、我々プレイドは東証マザーズ市場に上場しました。グローバルオファリングを行い、募集・売出株式の海外比率は78%、上場時時価総額は公募価格ベースで600億円を超えました。結果を見れば、大成功といえるIPOだったと思っています。

第9章〜スマホファースト

2012年5月には、待望のiOSアプリが完成した。当時のアプリはAppStoreのランキング上位にいかに食い込むかで毎日のダウンロード数が全然違う世界。初動を作るために当時オフィスでお世話になっていたVOYAGEグループや出資いただいていたサイバーエージェントグループにマーケティングの協力をしていただいた。今考えると50-100万/月くらいの予算感にもかかわらず、激安でサポートしてくれて感謝しか無い。無事にランキング1位を取ることができ、会員数も伸び始めた。 しかしここで大

プレイドの”非常識”なIPOまでの道のり、連載開始

はじめまして。プレイドでCFOをしている武藤健太郎と申します。 2020年12月17日、プレイドは東京証券取引所マザーズに上場しました。 IPO準備は6名の経理・財務・法務からなるワーキングメンバーが中心となりプロジェクトを推進していました。彼らワーキングメンバーに加えて上場を意識しながらプロダクトの開発や業績を達成してくれたプレイドのビジネス&開発メンバー、そしてサポートしていただいた証券会社・監査法人・弁護士事務所他の皆様に、ここで改めて感謝の気持ちを表したいと思いま

トリコを3年経営した感想と感謝の想い

こんにちは、トリコ代表の藤井です。 本日トリコはポーラオルビスホールディングスにM&Aし、グループ入りすることを報告いたしました。詳細はぜひプレスリリースをご覧ください。 会社の節目として何か文章を残したいと思ったのですが、年始のnoteで直近の事業進捗について書いてしまったので...今回はトリコを約3年経営した個人的な感想とお世話になった方々への感謝の想いを綴ろうと思います。 ◇ ◇ ◇ 起業のきっかけは、学生時代に経験したM&Aでした。 私含めほとんどが学生インタ

あたらしい暮らしづくり、はじめます。

2020年4月、NOT A HOTELを設立しました。 そこから10ヶ月が経った本日、サービスの概要を発表させて頂くことに。NOT A HOTELがつくりはじめたあたらしい暮らしとは、住宅でもあり、ホテルでもあります。 先ずは本日公開したサイトを御覧ください。 NOT A HOTELは、各部屋をオンラインで販売します。販売?オンラインで?と驚かれた方も多いかもしれません。実は、NOT A HOTELは『オーナーに住宅を直接販売 』していく、言わば『住宅のD2C』でもあります

どうしたら日本人が「クラブハウス」をスタートアップできたのか15の考察

こういう音声SNSは誰もが考えていたはずだったのに。このタイミングでこう来たか──。しかも英語圏グローバルからの日本人浸透といういつものパターン。ため息が出続けた1週間でした。まだ時期尚早かもしれませんが、日本を含めグローバルな音声SNSは「クラブハウス」がポジションを築いてしまう可能性が高いと感じます。 このブログを読んでくださっている方にはもはや説明不要の「クラブハウス」は、昨年2020年3月にローンチしたばかり。日本では1月23日からβ版が公開されたところ、1週間たら

Clubhouseの流行、Voicy代表としては「悔しいけど、間違いなく追い風」 【声の履歴書Vol.41】

こんにちは。Voicy代表の緒方です。 この「声の履歴書」という連載は、Voicyがこれまで歩んできた道のりについて創業者の私があれこれ語っていこうというシリーズです。よかったらマガジンをフォローしてくれると嬉しいです。 今回は、僕の創業のヒストリーではなく、先週から日本のインターネットを騒がせている「Clubhouse」というSNSについて書きます。 Clubhouseは音声メディアにどのような影響を与えるのか。その可能性みたいなところを整理していきます。 この1週

ワクチンの安全性にストレス対処法。いつまで続くの? コロナ禍の不安と疑問に4人の専門家が答えます

新型コロナウイルス感染症は、いまだ人々の生活や心に恐れや不安といった影を落としています。 この長期的な闘いを支えるべく、READYFORは公益財団法人東京コミュニティー財団と協同で、2020年4月に「新型コロナウイルス感染症:拡大防止活動基金」(コロナ基金)を設立。広く寄付を募ってきました(12月31日をもって終了)。 そして1月8日、約9ヶ月間走り続けたコロナ基金の助成報告もかねて、オンラインイベントを実施。第1部では、「どこまで続く新型コロナ、ワクチン?社会的影響は?