#ソフトバンクホークス
DeNAが「史上最大の下剋上」。26年ぶり日本一。「先手必勝シリーズ」を制した。それぞれの「リベンジ」が完結。公式戦で貯金わずか2のチームの成長物語
DeNAが「史上最大の下剋上」を成し遂げた。26年ぶりとなる日本一。「先手必勝シリーズ」を制した。それぞれの「リベンジ」が完結。日本一へ王手をかけた第6戦も、投打がガッチリかみ合い大勝。ホームの横浜で「胴上げ」を披露した。今季のセリーグ公式戦で貯金がわずか2のチーム。球史に残る成長物語を頂上決戦で刻んだ。 3日に横浜で行われた日本シリーズ第6戦。DeNAにとって、重要なポイントは2点。まずは何としても先取点を奪うこと。そして先発の大貫晋一投手がどこまで粘れるか。 1点目は
雨が日本シリーズを名勝負にする?日本一になるのはDeNAかソフトバンクか。雨を「勝利の女神」にするのは、どっちだ?1958年「3連敗4連勝」の伝説を生んだのも雨だった
雨が日本シリーズを名勝負にする?日本一に輝くのはDeNAかソフトバンクか。両チームの監督はいずれもプラス思考だ。1958年に行われた日本シリーズは「3連敗後の4連勝」という大逆転シリーズ。流れを変えたのも雨だった。今年も第6戦が雨で順延に。雨を「勝利の女神」にするのは、どっちだ? 降雨による中止は21年ぶり。今年の日本で3勝を挙げ頂点に王手をかけているのはDeNA。第6戦以降はホームの横浜で戦える。一方のソフトバンクは2勝で、日本一となるには2連勝が必要。ただアウェーの横浜
相手をなめてるわけじゃないけれど。「申告敬遠」は慎重に。日米の頂上決戦で決勝点の呼び水に。ドジャースは逆転サヨナラ満塁弾。ソフトバンクはエース投手がプロ初打点
相手をなめてるわけじゃない。きっと最適な作戦に違いない。それでも「申告敬遠」は慎重に。日米の頂上決戦で、申告敬遠を受けた次の打者がともに決勝打を放つ異例の結果を生んだ。ワールドシリーズではドジャースが延長十回に逆転サヨナラ満塁本塁打。日本シリーズはエース投手がプロ初打点となるタイムリーを放って決勝点にした。 日本時間の26日に開幕した日米2つの頂上決戦。大谷翔平選手が初めて出場するだけに注目度が例年以上に増しているワールドシリーズ。圧倒的な強さを見せつけて勝ち上がったソフト
「ドント・ストップ・ミー・ナウ」ソフトバンクは止められない。無傷で日本シリーズ進出。主軸も下位打者もタイムリー。リリーフ陣も盤石。タカ軍団が空高く加速
「ドント・ストップ・ミー・ナウ」。今のソフトバンクにぴったりの歌だろう。イギリス出身の伝説的ロックバンド「クイーン」の代表的ソングだ。タカ軍団がプロ野球クライマックスシリーズ(CS)最終ステージを無傷で突破した。ハイライト映像にかぶせる曲として疾走感のあるこの曲はぴったりだ。止まらぬホークス。圧倒的な強さが際立っていた。 18日にホームの福岡で行われた最終ステージ第3戦。これまで2連勝し、パリーグ優勝によるアドバンテージの1勝を加えて3勝0敗と日本シリーズ進出へ王手をかけて
運を味方にできる人は強い。ソフトバンクの5年目、石塚選手が勝利をもたらすプロ初適時打。育成出身の23歳。2軍落ちのピンチを脱出。ポトリと落ちる決勝打
運を味方にできる人は強い。ソフトバンクの5年目、石塚綜一郎選手が値千金のプロ初適時打を放った。育成出身の23歳。2軍落ちのピンチをかいくぐって、チャンスをものにした。小久保裕紀監督も「今いるメンバーで断トツに上にいる方」と太鼓判。パリーグ優勝へマジック減らしが進んでいる。その先のポストシーズンへ貴重な戦力になるはずだ。 8月31日に敵地千葉で行われたロッテ戦。1-1の同点で迎えた六回表の攻撃。2死二、三塁の場面で、石塚選手に3打席目が回ってきた。この試合、2打席までは凡退。
信頼に応えられなかったら…。もう一回り成長して戻ってこよう。ソフトバンク津森投手が3連続押し出しで逆転負け。小久保監督から愛のムチ。「大事なところで出せるように」
信頼に応えたい。しかし結果が必ずしもうまく出るとは限らない。そんな時は、もう一回り成長して戻ってこよう。ソフトバンク津森宥紀投手(26)がピンチの場面で投入された。しかし「背信」となる3連続押し出し。指揮官からは2軍降格が明言された。「大事なところで出せるように」。愛のムチである。監督は期待しているのだ。さらなる成長に期待したい。 ソフトバンクは28日に長崎で行われたホーム試合でオリックスと対戦した。チームはパリーグ優勝へマジックを着々と減らしている。この日も四回に栗原陸矢
勝ち上がっていくには、ニューヒーローの存在が不可欠。ソフトバンクの「ドラ6ルーキー」大山投手がプロ初勝利。救援で2イニングをピシャリ。ポストシーズンを勝つには貴重な駒
勝ち上がっていくには、ニューヒーローの存在が不可欠だ。ソフトバンクの「ドラ6」ルーキーの大山凌投手がうれしいプロ初勝利を挙げた。リードした四回からマウンドに上がった22歳右腕。反撃ムードの西武を2イニング無失点に抑える好救援を見せた。今後、ポストシーズンを勝ち上がるには、貴重な駒となるだろう。困ったときの大山となるはずだ。 15日に敵地所沢で行われた試合。ソフトバンク打線は初回に山川穂高選手が2ランを放って先制。三回には柳町達選手もセンターへ2ランを放ってリードを広げた。