日記っておもしろい!意外な効果やつづけるコツは?あなたに合った日記の書き方を紹介します
日記は、気軽にはじめられるアウトプットであり、いちばん身近な創作です。この記事では、日記の効果と続け方のポイントを紹介します。
日記をはじめてみたいなと思ったとき、どんなふうに書こうか迷ったとき、投稿を続けているけどめんどうになってきたとき。参考になればうれしいです。
日記のいいところ
考えや想いを言語化でき、整理できる
日記のいいところは、立ち止まって考えるきっかけになること。考えや想いを言語化することで、自分への理解が深まったり、頭の中のモヤモヤが整理されたりします。
また、人はいろいろなことを忘れてしまうもの。日記に残しておくことで、自分のこれまでの歩みを思い出したり、必要に応じて掘り起こすことができます。
日常を見る目が変わって、おもしろいことが増える
読書感想文を書くつもりで本を読むと、いつもより丁寧に読み込めたという経験がある方は多いのではないでしょうか。日記も同じです。日記の習慣があると、生活の中で「あ、日記に書こう」と感じる瞬間が増えます。出口があることで、日々のインプットへの関わり方が変わる、というわけです。
一人では抱えきれない気持ちの置き場になる
毎日あれこれと感じることはあるけれど、誰かに話すほどでもなかったり、身近な人にほど話しづらかったり…。そんなことを置いておく場所として、日記をつけている方もいます。
文章力アップにつながる
日記を書くのが当たり前になることで、文章を書くハードルが下がり、自分が伝えたいことを整理して伝えるスキルにつながります。ネットで公開する形にすれば、読者の反応を参考にして書き方をブラッシュアップする機会も得られます。
楽しく続けるヒントに。自分にあった日記の書き方を見つける
ここまで読んで、「日記っていいな」と思えた方。せっかくなら楽しく続けていきたいですよね。
具体的には、どうやって・いつ・なにを日記に書くといいのでしょうか?日記をつづけているクリエイターを参考に、自分に合ったやり方を見つけてみましょう!
✍️どうやって書く?
箇条書きで書く
X(Twitter)など、よく更新するSNSの投稿を埋め込んで補足する
X(Twitter)やInstagramストーリーズなど、普段からこまめに更新するSNSがある方におすすめ。投稿を記事に埋め込み、補足や裏話を添えれば気軽な日記のできあがりです。
書く道具にこだわってみる
手書き派の人はお気に入りの日記帳やペンを、デジタル派の人は書きやすいガジェットにこだわってみるのも手です。デスク周りを整理する、落ち着くカフェに行くなど、自分が書くことに集中しやすいモノや環境を見つけてみましょう。
公開範囲を狭めたいときや、投稿を継続するために、有料の仕組みを活用する
「だれでも見られる状態にするのは気が引ける」という時は、有料ラインを活用するのもおすすめです。noteでは、記事内の好きな位置を有料エリアに指定することができます。
月額のサブスクリプション形式にして、継続のための仕掛けとして活用する手もあります。
🕰️いつ書く?
週次でまとめる
週に1記事、月に1記事に日記をまとめれば、日によって文字数がまちまちでもあまり気になりません。自分にとってキリのいい期間を見つけるのがおすすめです。
毎日の習慣にする
「不定期で書こうとするとかえって続かない」「毎日の習慣にするのが一番しっくりくる」という方は毎日投稿を心がけてみましょう。
⚪︎分で書く、⚪︎文字書くなどルールを決める
日々の習慣の中で日記を書きやすいタイミングがある方は、「夜寝る前の10分で書く」「800文字まで」など目安や制限を設けて取り組んでみましょう。
🔍なにを書く?
「なんでも書いてもいい」と思うとなにを書けばいいか分からなくなってしまう方は、日記をはじめるときにテーマを銘打つのも手です。いくつか事例を紹介します。
新しくはじめたことを記録する
資格の勉強や絵の練習をはじめた、留学が決まった、子どもが生まれた、などなど…。なにかのスタートは、記録をはじめるいいきっかけです。
医療記者の岩永直子さんは、イタリアンレストランでアルバイトをはじめたことをきっかけに日記をはじめたそうです。
なにかを定点観測する
あなたのまわりに、変化や成長を観察したいものはありませんか?ペットや植物、自分の体調のことなど…。長い時間をかけてなにかを定点観測するのもおもしろいものです。
たかはらさんは、食べた野菜からとった種を栽培し、その成長過程を記録しました。
「家にあるモノ」の観察記録を書籍化した岡田悠さん。
日課にしていることを軸にして書く
毎日音楽を聴く人はその日聴いた曲を、毎日動画を観る人はその日観たコンテンツをメモして一言添えるという書き方も。noteの埋め込み機能を使えば、日記を読みながら音楽や動画を再生することもできます。
たとえば料理家の今井真実さんは、毎日の献立やレシピのメモとつくったお料理の写真を日記に残しています。
日記をはじめよう!
日記を書くことのおもしろみ、感じていただけたでしょうか。
この記事で紹介したのは、あくまでひとつの例です。日記の書き方に正解はありませんし、誰にも読まれなくても大丈夫。未来の自分が一番の読者になり得るのが日記です。自分に合ったやり方を見つけて、創作を楽しんでもらえたらうれしいです!
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