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この時期の受験生はみんな満身創痍 【大学受験】

こんにちは!ななです。

2025年も早いもので1ヶ月経ってしまいました。
もう1年の12分の1が終わったって早すぎませんか??ついこの前M-1とか紅白観てたのに。

さて、受験生のみなさん、調子はいかがでしょうか。共通テストを終え、国公立受験生は2次試験に向けて、私立受験生は私大入試に向けて頑張っていると思います。

今回は、受験生に向けて最後のエールを伝えようと思います。

みなさん、ここまでよく頑張ってきましたね。

みなさんは、1年間、人によってはもっと長く受験勉強という孤独で辛い努力をされてきているでしょう。

上手く勉強できない日、将来への不安で押しつぶされそうになった日、点数が少し良くなった日、点数がまた下がった日、何もかも放り出したくなった日、いっときの現実逃避をしてみた日、色んな日を経験してきたと思います。

その中で、みなさんは何回も何回も傷つけられました。傷つけられ、血を流しては自力でそれを癒し、また傷口が開き、血が流れる。その繰り返しを経験してきました。

今この記事を読んでいるあなただけじゃありません。

受験勉強に真剣に取り組んできた者ならば、今ごろその人は満身創痍です。ボロボロです。いつ倒れたっておかしくない。そんなギリギリの状況でみんな闘っています。

さて受験生のみなさん、自分がいったい何と闘っているかもう分かっていると思います。

自分自身です。

受験勉強はあなた次第でやめようと思えばやめることができました。勉強なんてやめてしまいたい、そうはっきりと思ったこともあるでしょう。

しかし、あなたはそれをしなかった。

あなたの中の何かがそれを許さなかったのです。

あなたの中のそれはどれだけあなたが傷つこうとも、お構いなしです。それはあなたが倒れそうになっても、心の中でこうつぶやいてくるのです。

「それでお前は納得できるのか」

受験勉強において一つ真理があるとすれば、
受験勉強で勝つ人は、満身創痍になりながらも最後までリングに立ち続けた人だ、ということです。

試合終了のベルがなるまでできるだけ平然を装いながら立ち続けた人です。

この最後の最後においては、頭の良さとかはそれほど重要じゃありません。

身体的そして精神的な強靭さ
あるいはそれを打ち砕かれてもまた回復するレジリエンスが重要になります。もっと簡単に言えば根性です。

(がむしゃらに、むやみやたらに勉強するのではなく、あくまでこれまで培ってきた習慣の中で頑張るのです)

多くの人にとって、入試が終わるまで1ヶ月もありません。

試験本番の直前になって負けてしまいそうになることはいくらだってあると思います。

そのときはあなたの中の何かがまたこうつぶやくでしょう。

「それでお前は納得できるのか」

最後にマルクス・アウレリウスの『自省録』から、好きな一節をお伝えしようと思います。

明けがたに起きにくい時には、つぎの思いを念頭に用意しておくがよい。「人間のつとめを果たすために私は起きるのだ」自分がそのために生まれ、そのためにこの世にきた役目をしに行くのを、まだぶつぶついっているのか。それとも自分という人間は夜具の中にもぐりこんで身を温めているために作られたのか。「だってこのほうが心地よいもの」では君は心地よい思いをするために生まれたのか、いったい全体君は物事を受身に経験するために生まれたのか、それとも行動するために生まれたのか。

『自省録』第5巻


受験生のみなさんが納得できる結果を得られるよう、私は最後まで応援しています。


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