(半分無料公開)宅浪で慶應に受かった小論文勉強法 【大学受験】
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こんにちは!ななです。
最近はだいぶ冷え込むようになってきましたね。私は朝や夜に吐いた息が白くなるのを見て冬を感じています。
さて、今日は少し間が空きましたが、大学受験生向けの記事です。
今回は小論文の勉強法について話したいと思います!
小論文というと最近は推薦入試、AO入試、総合型選抜の受験者数の枠が増えたことにより、以前よりも多くの受験生に関係のある科目となっています。
また、慶應義塾大学を目指す受験生の方は、国語の代わりに小論文の対策をしなければいけません。
小論文の対策をおろそかにしがちな人は多いですが、小論文もちゃんと対策しないと慶應の入試は突破できません。
もちろん小論文ノー勉で受かる人もいるにはいますが、そういう人は元々読書が好きだったり、文章を書くことに慣れていたりする人たちです。
例えば、私が受験した慶應の文学部は人文系のテーマの小論文を書かされることが多いです。慶應文の場合、課題文が与えられており、その内容の要約と課題文を踏まえた意見論述の2題が出題されます。
テーマはかなり抽象的なものです。
私が受けた年は「『創造性』について書きなさい」というテーマでした。
課題文の内容をちゃんと理解できれば、ある程度の解答はできますが、そのためには基礎的な教養、読解力、文章力が必要になります。
そしてそういった力は一朝一夕で身につくものではありません。
ですので、小論文の勉強も軽視せず取り組まなければなりません。
そこで今回お話しする小論文勉強法を参考にしていただけたらなと思います!
ちなみに今まで宅浪で慶應に受かった英語勉強法、世界史勉強法、習慣について投稿してきました。
ありがたいことに、
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それでは慶應に受かった小論文勉強法を、実体験も踏まえてお話ししていきたいと思います!
1.そもそも小論文とは何ですの
さて、さっそく小論文の勉強法に入りたいところですが、そもそも小論文とは何でしょうか?
前提として小論文とは何かを把握していなければ、小論文をうまく書けるはずがありません。まずそこから考えてみましょう。
結論から言うと、ずばり小論文とは
論理的に自分の意見を述べた文章のことです。
そう言われてもまだピンときていないかもしれません。
では、小論文と対の関係にある作文について考えてみましょう。
例えば、読書感想文などは作文にあたります。
本を読んで感じたこと、思ったこと、自分の体験などを自由に書いた文章のことです。
この読書感想文のいちばんの特徴は、
それが感情的かつ主観的に書かれているということです。
一方で、小論文は違います。
小論文で感情や自分の体験を主観的に書いてしまったら、間違いなく落とされます。
小論文は、
与えられた設問に対して、論理的に解答することが目的の文章です。
では論理的とは何でしょうか?
この問いに関してはいろいろ答え方がありそうですが、確実に言えるのは論理的な文章というのは、みんながその文を読んだときにみんな同じように解釈できる文章です。
感情で書かれた文章は解釈が人によって分かれることがありますが、論理的な文章では基本的にそういうことは起きません。それが小論文です。
逆に言えば、小論文を書くときは解釈が分かれないように書く必要があります。読者を全員ある一つの解釈へと導く文章でなくてはいけません。
また、小論文は作文と違って、読者を納得させる必要があります。
自分は論理的に書いているつもりでも、読者(採点官)が「この文章、どういうこと??」って思ったらアウトなんです。客観性が無いとダメなんです。
つまりまとめると、
小論文とは誰もが納得できるような論理的な文章ということです。
2.小論文の設問の種類
小論文とは何かを理解したところで、実際に出題される小論文の設問をみていきましょう。
小論文の設問の種類は次の三つです。
課題文を読み、その内容を要約する
課題文に引かれた傍線部を説明する
与えられた問いに対して、課題文の内容を踏まえて自分の意見を論述する
図やグラフを基に自分の意見を論述する(理系に多い)
このうち、慶應の場合だと1と3の設問が頻繁に出題されます。
他の大学の入試を見ても、いちばん多い設問は3の課題文を読んで自分の意見を論述するタイプではないでしょうか。
3.まずは読解力を鍛える
ここでは主に1と3のタイプの小論文について話そうと思いますが、前章を見て何か気づいた方はいるでしょうか。
小論文とは多くの場合、書く前にまず読む必要があるのです。
課題文をしっかり読解できていなければ、要約にしろ意見論述にしろズレた解答をしてしまいます。
したがって、文章力の前にまずは読解力を鍛える練習をしましょう。
どうすれば、読解力を鍛えられるかというと、それは本文の要約の練習をすれば高まります。
私もいきなり小論文を書くところから始めたのではなく、まずは現代文に出てくる課題文を100字ぐらいに要約する練習から始めました。
要約するときは「それでさ、結局この筆者は何が言いたいの?」ということを意識して書きましょう。
そうすればだんだんと要旨を掴めるようになっていきます。
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