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「働きたいけど続けられない」人たちに新しい道を!~双極性障害と働き方改革~

私は、双極性障害II型を抱えながら、正社員として働いています。
「社会で頑張りたい!」という思いで就職しましたが、この障害の特性によって、働き続けることの難しさを痛感しています。
それでも、

「障害があっても働きたい」



という思いを諦めたくありません。そして、私と同じように

障害やライフステージの変化で働き方に悩む人たちが、もっと安心して働ける社会を作りたい



と、本気で願っています。

双極性障害は、

躁状態(ハイな状態)とうつ状態(ローな状態)が波のように交互に押し寄せる病気


です。


私は障害を抱えていることを職場に打ち明け、有給や休職を利用しながら働いていますが、「週5日出社」という正社員の基本形がどうしても体に合いません。

たとえば、うつ状態のときには、朝起き上がることすらできず、仕事どころではありません。一方で、躁状態のときには驚くほど仕事が進みます。この波の激しさをコントロールすることは非常に難しく、薬である程度抑えられても根本的に消えることはありません。

この病気は一生付き合っていくもの


です。
こうした現状の中で、

「正社員として週5日働くか、辞めてパートになるか」


の二択しかない働き方に、大きな限界を感じています。そして、私のような双極性障害を持つ人たちが「働きたい」という気持ちを諦める原因の一つがここにあるのではないかと考えています。

解決したい課題と、具体例4つ

現在、多くの企業では障害を持つ社員にフレキシブルな勤務形態を認める仕組みが十分に整っていません。
「正社員」と「パート」の中間に位置する柔軟な働き方を実現するため、以下の具体例4つを提案します。

①週3~4日勤務の契約社員制度の導入

企業が「週5日勤務」を前提とする契約形態から脱却し、週3~4日勤務の契約社員制度を導入することで、障害や体調に配慮した働き方を提供できると考えます。

具体例
・シフト制や週ごとに勤務日数を調整できる仕組みを採用する。
・業務量を削減する代わりに、給与を調整するフレキシブルな契約を設定。

②リモートワーク環境の充実

現在のIT技術を活用すれば、自宅でのリモートワークを柔軟に取り入れることが可能です。通勤の負担を減らすだけでなく、急な体調変化にも対応しやすくなります。

具体例
・双極性障害や慢性疾患を持つ社員に対して、優先的にリモートワークを認める制度を整備する。
・作業進捗や成果を定量的に評価するシステムを導入し、リモートでも公平な評価が受けられる仕組みを構築する。

③障害に特化した社内カウンセリングと、サポートの導入

精神障害を持つ社員が孤立せずに働けるよう、サポート体制を整えることが重要であると考えます。

具体例
・専門カウンセラーによる月1回の面談を実施し、社員の健康状態や働き方をモニタリングする。
・同じ障害を持つ社員同士の交流会を設け、情報共有や励まし合いができる環境を作る。

④研究機関との連携によるデータ活用と、理解の促進

双極性障害の特性をより深く理解し、働き方の改善に役立てるために、研究機関と企業の連携を進めます。

具体例
・障害を持つ社員の勤務データ(勤務日数、休職日数、業務成果など)を匿名化して研究機関に提供し、障害と働き方の関連性を分析する。
・研究結果をもとに、企業ごとの具体的な改善プランを策定し、障害を持つ社員が安心して働ける環境を整備する。
→企業が研究プロジェクトのスポンサーになることで、社会的責任を果たしつつ、労働環境改善の先駆者となる。

私の夢とその背景

私が提案するこれらの仕組みは、障害を持つ私自身の経験から生まれたものです。双極性障害を抱えながら働く中で、

「少しの配慮があれば、もっと働き続けられる人がいる」


と感じています。この課題に正面から取り組むことで、障害を持つ人たちが働きやすい社会を作る第一歩を踏み出せると信じています。

また、研究機関との連携により、双極性障害の社会的理解が深まれば、

働くことに前向きな障害者へのサポートが広がる


はずです。
これは、私だけでなく多くの人の人生を変える力を持っています。

働きたい気持ちを持つ全ての人が、自分の能力を発揮し、安心して働ける社会を実現したい。


これが、私の「かなえたい夢」です。

この「#かなえたい夢」の機会を通じて、この思いを形にしたいと考えています。
皆さま、どうか応援してください。どうぞよろしくお願いいたします。


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404 / 双極性障害II型
note継続、開発の励みになりますわ~!! どしどしくださいまし!!(土下座)

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